2025年4月25日、テスラジャパンは新型モデルYを含む全車種が2025年度(令和7年度)のクリーンエネルギー自動車(CEV)補助金において、輸入電気自動車としては最高額となる87万円の補助金対象に認定されたことを発表しました。
今年度のCEV補助金制度では、従来の車両性能評価基準に加え、「重要鉱物の安定確保」「サイバーセキュリティへの対応」「環境負荷の低い鋼材に関する将来計画」などの企業評価項目が新たに追加されました。テスラはこれらの基準を満たし、輸入車メーカーとして唯一最高額の補助金を獲得した形となります。
対象となるテスラ車種は、モデル3シリーズ(RWD:531.3万円〜、ロングレンジAWD:621.9万円〜、パフォーマンス:725.9万円〜)と新型モデルYシリーズ(RWD:558.7万円〜、ロングレンジAWD:647.6万円〜)の全モデルです。いずれも87万円の補助金が適用されます。
地方自治体の補助金と組み合わせることで、購入時の負担はさらに軽減されます。例えば東京都千代田区在住の場合、国のCEV補助金(87万円)に加え、東京都補助金(最大80万円)と千代田区補助金(20万円)を合わせると、最大187万円の補助を受けることが可能となります。これによりモデル3、モデルYともにベースグレードのRWDは、実質300万円台となります。
このように、テスラ車に対する補助金の金額はかつてないほどのレベルになっています。加えて、モデルの新車3を2025年4月1日から6月30日までの間に購入した方には、納車後3年間スーパーチャージャーによる充電が無料というキャンペーンも実施中です。
なお、今回の補助金制度は、各自治体によって金額や条件が異なります。居住地域の補助金制度と合わせてご確認ください。