テスラは、2025年7月31日、カリフォルニア州ベイエリアでロボタクシーサービスを正式に開始しました。同サービスはロボタクシーアプリを通じて提供され、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ北部からサンノゼ南部まで広範囲をカバーしています。
現段階で、このサービスはテスラのモデルYによって提供されており、運転席に安全ドライバーが同乗しています。このため、テスラは現時点では「ロボタクシーサービス」ではなく「ライドヘイリングサービス」と呼んでいます。
サービスは有料で提供されており、テキサス州オースティンのロボタクシーサービスと同じソフトウェアが使用されている可能性が高いと思われます。
この、ベイエリアのライドヘイリングサービスのジオフェンス(運行区域)内には約770万人が居住しています。サービスエリアの最北端から最南端まで乗車した場合、交通状況にもよりますが約1〜2時間(最大75マイル)の距離感です。
テスラのロボタクシーテストは他の都市にも拡大しており、間もなく、以下の都市でのテストが開始する予定です:
パロアルト(カリフォルニア州)
ブルックリン(ニューヨーク州)
ヒューストン(テキサス州)
ファーマーズブランチ(テキサス州)
テンペ(アリゾナ州)
ヘンダーソン(ネバダ州)
タンパ(フロリダ州)
クレルモント(フロリダ州)
マイアミ(フロリダ州)
ベイエリアでのサービス開始は、テスラの自動運転技術の商用展開における重要なマイルストーンとなります。同社は段階的なアプローチを取りながら、最終的には完全自動運転のロボタクシーサービスの実現を目指しています。