テスラは2025年11月1日、北海道初となる直営店舗「テスラ札幌」を札幌市中央区のサッポロファクトリーにオープンします。
サッポロファクトリーは、サッポロビール工場跡地を再開発した全天候型の大型複合商業施設。明治時代の赤レンガ建築や巨大なガラス屋根のアトリウムが有名で、全7棟の敷地内にショッピングモール、映画館、レストランなど約150店舗が入居します。テスラの新店舗は、サッポロファクトリー2条館1階に出店し、営業時間は10時から20時までとなります。
テスラ札幌では、「モデル3」と「モデル Y」の展示車および試乗車を用意。これにより北海道地域でもテスラ車を試乗でききる環境が整います。

テスラは寒冷地での走行性能の高さを強調しており、デュアルモーターAWDシステムが、北海道のように積雪が多く極寒となる環境下でも信頼性の高いパフォーマンスを発揮するとしています。北海道の充電インフラについては、テスラ札幌からほど近い札幌大通に加え、函館、苫小牧に独自の急速充電ネットワーク「テスラスーパーチャージャー」が展開されています。
テスラの車両本体価格は、モデル3が531万3000円から、モデルYが558万7000円から。両車種とも国のCEV補助金87万円に加え、札幌市のゼロエミッション自動車購入等補助制度により10万円の補助金が適用される見込み。2025年10月現在、納車期間は約1〜2カ月を予定しています。
テスラは今回の札幌店オープンもあり、年内に全国で30店舗体制を構築する計画を進めています。