太平洋フェリー株式会社が、船内でスペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク」を活用したWi-Fiサービスの提供を開始しました。2026年4月6日付けのリリースで発表しています。
太平洋フェリーは、仙台・名古屋・苫小牧を結ぶ航路を運航する海運会社です。これまで船上でのインターネット接続は、海上という環境のため通信の安定性に課題がありました。従来の海上通信システムでは、陸地から離れるほど接続品質が低下し、ビジネス利用やエンターテインメントを快適に楽しむことが困難だったとのこと。
これを改善するために、4月6日出港のフェリー「きたかみ」において、衛星インターネットであるスターリンクWi-Fiの提供を開始。「いしかり」「きそ」にも順次導入していくとのことです。回線速度は最大220Mbpsで、接続は有料。24時間以内であれば1500円で使い放題ですが、auユーザーは無料で利用できます。

海運業界では、スターリンクの導入が急速に進んでいます。すでに、日本郵船(飛鳥II、飛鳥III)や東京九州フェリー、新日本海フェリー、太平洋フェリー、商船三井さんふらわあなどがスターリンクWi-Fi搭載の船を運航しています。
利用料金について、日本郵船はクルーズ代に含むとしてWi-Fiを無料提供していますが、それ以外のフェリー船舶については、今回の太平洋フェリー同様「24時間1500円で、auユーザーは無料」という体系が一般的。また、利用可能なエリアは、船内パブリックスペース(エントランス・レストラン・プロムナードなど)となっており、客室では利用できない場合がほとんどです。

