2024年3月30日、「電気自動車のF1」と呼ばれる「フォーミュラE」の東京大会が開催されます。最高速度時速322kmのフォーミュラEは、走行時に排気ガスも爆音も出ない電気自動車のレース。2014年以来、世界各地の大都市で熱戦が繰り広げられてきたフォーミュラEの東京開催に合わせて、東京都は、3月30日(土)と31日(日)の二日間、フォーミュラEのパブリックビューイングや次世代モビリティの試乗などで“ゼロエミッション・ビークル(ZEV)”※が体感できるイベント「E-Tokyo Festival 2024」を東京ビッグサイトにおいて実施します。
東京都は、CO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向け、都内で新車販売される乗用車を2030年までに100%非ガソリン化することを目指しています。この目標達成に向け、ZEVを広く普及するために、2023年7月に開始したプロジェクトが「TOKYO ZEV ACTION」です。
同プロジェクトの第1弾では、プロジェクトスタートに合わせて「E-Tokyoキックオフ」を開催。東京、丸の内・行幸通りにZEV車両やフォーミュラE車両を展示し、ステージイベントや体験型コンテンツなど、家族で楽しめる参加型イベントによってZEVの魅力を伝えました。2023年10月27日〜11月5日に東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show」においては、プロジェクトの第2弾として、フォーミュラE車両展示や10社14車種のZEVの試乗ができる「E-Tokyo Park」を実施、フォーミュラEのデモ走行も行いました。
そして、その第3弾が今回の「E-Tokyo Festival 2024」。3月30日には、ついに東京開催となるフォーミュラE 東京大会のパブリックビューイングを実施する他、二日間を通して次世代モビリティの試乗や音楽ライブ、キャラクターショーやワークショップ、マルシェなど、家族みんなで楽しみながらZEVについて学ことができます。
フォーミュラEが終了した翌日の31日には、フォーミュラE東京大会のコースを歩いて体感できる、 フォーミュラEコースウォーキングを実施。また同日には、レーシングシミュレーターを使用したe-Motorsportsのエキシビションマッチも開催され、「SUPERFORMULA」等に参戦しているレーシングドライバーと、国内トップレベルのeスポーツドライバーによるレースが楽しめます。
フォーミュラE東京大会のチケットが手に入らなかった人々も、パブリックビューイングによって日本初の公道EVレースの臨場感や迫力を楽しめる「 E-Tokyo Festival 2024」。同時に様々な催しでZEVや次世代モビリティの魅力に触れることで、週末に家族で「未来の東京の姿」を体感できる、そんなイベントになりそうです。
※ゼロエミッション・ビークル(ZEV)とは、BEV、PHEV、FCV(水素燃料電池車)、EVバイクなどの、走行時にCO2を出さない乗りものの総称です
E-Tokyo Festival 2024の詳細は、TOKYO ZEV ACTIONの公式ホームページ へ