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テスラ、北米で車載カラオケ用マイク「CaraokeMic」を発売

カラオケ用マイクで車内がプライベートなカラオケルームに早変わり

 テスラが北米市場で車載カラオケ用マイク「CaraokeMic」を発売しました。テスラ車には既存のCaraokeアプリが搭載されていましたが、専用マイクの登場により、車内エンターテインメントがさらに充実することになります。

北米市場で発売されたテスラの車載カラオケ用マイク「CaraokeMic」

 CaraokeMicは、2本のワイヤレスマイクロフォン、レシーバー、データケーブル、充電ケーブル、収納バッグがセットになっています。価格は米国で215ドル(約3万2000円)、カナダでは300カナダドルとなっています。

 対応車種は、Intel AtomまたはAMD Ryzenプロセッサーを搭載したテスラ車に限定されています。また、ソフトウェアはバージョン2024.26以降が必要となります。ユーザーは車両のタッチスクリーンで「ソフトウェア」から「追加車両情報」をタップすることで、互換性を確認できます。

 CaraokeMicの特徴は、車両との自動ペアリング機能です。マイクの電源を入れるだけで、車両と自動的に接続されます。1回の充電で10時間以上の連続使用が可能で、長時間のドライブでも十分に楽しむことができます。また、アンチハウリング技術を搭載しており、クリアな音質でカラオケを楽しむことができます。

2本のワイヤレスマイクロフォン、レシーバー、データケーブル、充電ケーブル、収納バッグがセットとなっているCaraokeMicの価格は米国で215ドル(約3万2000円)
2本のワイヤレスマイクロフォン、レシーバー、データケーブル、充電ケーブル、収納バッグがセットとなっているCaraokeMicの価格は米国で215ドル(約3万2000円)

 従来のCaraokeアプリでは、歌詞表示と音楽再生のみでしたが、CaraokeMicを使用することで、本格的なカラオケ体験が可能になります。さらに、CaraokeMicは、テスラの純正Caraokeアプリだけでなく、車両のタッチスクリーン上の他のメディアアプリでも使用することができます。これにより、純正アプリのカラオケ機能を存分に活用できるほか、お気に入りの音楽アプリで再生する楽曲に合わせて歌うなど、より自由度の高い音楽体験が可能になります。

 CaraokeMicは、フロントとリアの両方のタッチスクリーンと連携します。これにより、前席と後席の乗客が一緒にカラオケを楽しむことができ、車内がプライベートなカラオケルームに早変わりします。

CaraokeMicは、テスラの純正Caraokeアプリだけでなく、お気に入りの音楽アプリで再生する楽曲に合わせて歌うことも可能
CaraokeMicは、テスラの純正Caraokeアプリだけでなく、お気に入りの音楽アプリで再生する楽曲に合わせて歌うことも可能

 テスラのこの新製品は、車内エンターテインメントの可能性を大きく広げるものと言えるでしょう。長距離ドライブや渋滞時の退屈しのぎだけでなく、車中泊や野外でのパーティーなど、様々なシーンでの利用が期待されます。

テスラ米国公式サイトのCaraokeMic 販売ページ

 なお、現時点でCaraokeMicの日本での発売予定は発表されていませんが、中国では2022年からTeslaMicというカラオケ用のマイクが公式に市販されています。

中国のテスラ公式サイトで販売されるTeslaMic
中国のテスラ公式サイトで販売されているTeslaMic

テスラ中国公式サイトのTeslaMic 販売ページ

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