ヒョンデ モビリティ ジャパンは、2025年4月に発売予定の新型スモールEV「インスター」の導入を契機に、全国各地での新拠点開設やパートナー企業との連携強化を推進することを発表いたしました。
新型EVのインスターは、エントリーグレードの「カジュアル」が284万9000円という低価格。ボディサイズは全長3830mm×全幅1610mm×全高1615mmというコンパクトさながら、航続距離は最大420kmと日本の市場ニーズにフィットした一台です。ヒョンデはこのインスターの導入を機に、より多くの国内の消費者にEVとの接点を創出することを目指しています。
具体的には、2025年5月に「ヒョンデ シティストア 仙台」を仙台市泉区にロードサイド型拠点として開業予定。また「ヒョンデ シティストア 福岡」を、現在のロケーションから三井ショッピングパークららぽーと福岡へ5月以降に移転予定です。さらに、直営試乗拠点「ヒョンデ ドライビング スポット」を三井ショッピングパークららぽーと新三郷、磐田、甲子園の3カ所で4月以降順次開業していきます。

加えて、タッチポイントの拡大に向け、三菱商事エネルギー、出光興産、J-netレンタリースとの協業により、EVに触れられる機会の拡大を促進。これらの協業では、利便性向上だけでなく、環境課題への取組強化や新規ビジネス創出などの相乗効果も期待されています。
ヒョンデは2022年の日本再参入以来、水素電気自動車のNEXO (ネッソ)、BEVのIONIQ 5、KONA、IONIQ 5 NといったZEV(ゼロエミッションビークル)だけを導入してきましたが、今回の「インスター」は4車種目のBEVとなります。
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