自動車部品メーカーなど600社が出展する「第8回[名古屋]オートモーティブワールド クルマの先端技術展」が、2025年10月29日から31日までの3日間、ポートメッセなごやで開催されます。会期中は約3万3000名の来場が見込まれており、EV化や自動運転、軽量化、サステナブル技術など、自動車産業の最新技術が一堂に集結します。
会場では、車室内の快適性を高める技術として、車載プロジェクターやカメラを使った感情認識システム、乗員の健康状態をリアルタイムでモニタリングする健康管理システム、太陽光の赤外線をカットする遮熱フィルム、電源のオンオフで透明度を切り替えられる調光フィルムなどが展示されます。

安全性と効率性を高める技術では、AIとIoTを活用した交通事故削減支援システムや、車載向けに開発した高信頼性の5G通信デバイス、リアルタイムの位置情報を活用した渋滞予測システム、AI技術を活用したインフラ点検システムなどが紹介されます。
また、特別展示としてテスラ「サイバートラック」の分解展示が行われます。車体構造や部品配置を間近で観察できる貴重な機会となっており、EV開発に携わる技術者にとって注目の展示となりそうです。