BYD Japan Groupは、2025年10月29日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」に、世界初披露となる軽EVを含む過去最大規模の13台を出展すると発表しました。
BYD Japan Groupは、乗用車部門を担当するBYD Auto Japanと商用車部門を担当するBYD JAPANで構成されており、今回の出展では乗用車部門が8台、商用車部門が5台の合計13台を展示します。これは前回の出展を大きく上回る規模となります。
乗用車部門の最大の目玉は、日本独自の軽規格に準拠したBYD初の海外専用設計モデルとなる軽EVのプロトタイプです。この車両は参考出品として世界初公開されます。
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会場では車両展示に加えて、複数のブースイベントも開催されます。乗用車ブースでは、超高性能EVスポーツカー「YANGWANG U9」によるダンスパフォーマンスを期間中毎日3回実施するほか、11月1日と8日にはダブルダッチパフォーマーHARIBOWとのコラボレーションステージも予定されています。商用車ブースでは、BYDの商用車ラインナップや最新技術をわかりやすく紹介するミニステージが毎日3回開催されます。

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