テスラは2026年4月、フラッグシップセダンのモデルSとフラッグシップSUVのモデルXの生産終了を記念する限定モデル「シグネチャーエディション」を北米において発表しました。
IGNのシニアエグゼクティブエディターでテスラ専門ポッドキャスト「Ride the Lightning」ホストのライアン・マッカフリー氏が、2026年4月11日にXへのポストで詳細を公開し、テスラ系インフルエンサーのソーヤー・メリット氏も同日、招待を受けた複数の顧客への取材をもとに価格を含む詳細情報をXに投稿しています。
両モデルは合計で350台が生産され、テスラから招待メールを受け取った顧客だけが購入できます。デリバリーは2026年5月を予定しており、「夕暮れ時」に開催される記念イベントも計画されているとのこと。

テスラは2026年3月末にモデルS/Xの通常受注を終了しており、このシグネチャーエディションが両モデルの最終生産・販売車両となります。製造終了後、フリーモント工場の同ラインは人型ロボット「オプティマス」の量産に転用される予定です。両モデルは約14年間で世界累計約75万台が出荷されています。
車両スペックはモデルS プレイドが250台限定で、航続距離309マイル(約497km、EPA値)、最高速度200mph、0〜60mph加速1.99秒。ホイールは21インチ「ベラリウム」です。モデルX プレイドは100台限定(6シート専用)で、航続距離303マイル(約487km、EPA値)、最高速度163mph、0〜60mph加速2.5秒。ホイールは22インチ「マキナ」です。


外装はいずれも通常ラインナップには存在しないガーネットレッドの専用塗装を採用。フロントにゴールドのテスラ「T」バッジ、リアにゴールドのプレイドバッジとシグネチャーバッジを装着します。モデルSにはボディ同色のガーネットレッドのドアハンドルが設けられ、モデルXにはトウパッケージが標準装備されます。


内装はホワイトプレミアムインテリア(アルカンターラスポーツシート仕様)にゴールドパイピングとゴールドのプレイドシートバッジが施されます。ダッシュボードには個体番号入りのシグネチャーバッジ(例:1/250、1/100)が設けられ、シグネチャー専用のドアシル、ゴールドのプレイドパドルランプ、専用の室内照明シーケンスも装備されます。ステアリングはヨーク型です。


モデルSにはカーボンセラミックブレーキとゴールドキャリパーが標準装備され、モデルXには通常の赤いプレイドキャリパーが採用されます。マッカフリー氏の投稿によると、両モデルともブラックのスカルキャップが付属するとされており、シグネチャーロゴ入りの可能性があるとしています。また両モデルともシグネチャーエディション専用のキーフォブが付属します。

価格は両モデルともに15万9420ドル(約2548万円)で、デスティネーションフィー1390ドル(約22万2000円)を加えた合計は16万0810ドル(約2570万円)。現行のモデルS プレイドの在庫価格12万4990ドル(約1998万円)と比較すると約3万4000ドル(約543万円)、モデルX プレイドの在庫価格12万9990ドル(約2078万円)と比較すると約2万9000ドル(約463万円)高い設定です。なお、これらの在庫価格にはテスラが在庫減少に伴い実施した1万5000ドル(約240万円)の値上げ分が含まれています。
全車に標準装備される「ラックスパッケージ」には、FSD(監視付き)永続ライセンス、スーパーチャージャー無料利用(永続)、プレミアムコネクティビティ(永続)、4年間のプレミアムサービスが含まれます。
【写真:ソーヤー・メリット氏によるX(@SawyerMerritt)での投稿より】

