テスラのAIチームが、今後半年間のFSD(完全自動運転)開発ロードマップを公開しました。このロードマップによると、テスラは2024年9月から2025年第1四半期にかけて、FSDの大幅な改善と新機能の追加を計画しています。
主な注目ポイントは以下の通りです。
2024年9月
・ドライバーの介が必要となるまでの走行距離が約3倍改善されたv12.5.2(※v12.5.2は現行のFSDベータのヴァージョン)
・AI3コンピューター上で動くv12.5.2(AI3とAI4のための統一モデル)
・ASS(アクチュアリーサモン機能)
・サイバートラックにオートパーキング実装
・サングラス着用時の視線追跡
・高速道路でのエンドツーエンドネットワーク
・サイバートラックへのFSD実装
2024年10月
・FSDでの駐車解除、駐車、後退
・必要な介入までの走行距離が約6倍改善されたv13
2025年第1四半期
・ヨーロッパでのFSD(規制当局の承認待ち)
・中国でのFSD(規制当局の承認待ち)
ロードマップには示されていませんが、10月10日には、テスラによるロボタクシーの発表が予定されています。
2024年9月5日、このロードマップがXのテスラAIチームのアカウントにポストされた後、NASDAQ市場におけるテスラ($TSLA)の株価は4.9%上昇して取引を終了しています。
提供元:Tesla, Inc.