テスラは、2025年7月15日に、ムンバイにインドにおける初のショールームをオープンする予定だとロイターが伝えています。インドでの公式Xアカウント、@Tesla_India も開設されました。
メディアに送られた招待状によると、7月15日には「市内の主要商業ビジネス地区に位置するバンドラ・クルラ・コンプレックスでテスラを体験するイベントが行われる模様です。このイベントで、世界第3位の自動車市場へテスラが参入を果たすことになります。
インドのモディ首相は、長年にわたってテスラの工場を誘致しており、昨年、イーロン・マスク氏もインド国内でのEV製造を含む20億〜30億ドルの投資を発表する予定でインド訪問を計画していましたが、土壇場でキャンセルした経緯があります。
テスラは、現時点ではインドでの製造には興味がないとしています。インドでは、米国からの輸入車に対して約70%の関税が課されており、テスラも同様の条件となります。
テスラは、今年初めにインドで募集した約30のポジションのうち、店舗マネージャー、販売およびサービス担当者など何名かを採用しています。また、インドでのFSD(自動運転)開発のため、サプライチェーンエンジニアと車両オペレーターを探しています。
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