スバルは2026年2月より群馬製作所矢島工場において、自社開発および自社生産による初のバッテリー電気自動車「トレイルシーカー」の生産を開始しました。同工場では、既存の内燃機関車と電気自動車を同一のラインで生産する「混流生産」を目的とした改修工事を2025年8月から進めてきましたが、これが計画通り完了し、本格的な稼働に入りました。
「トレイルシーカー」は、トヨタ自動車とのアライアンスに基づき共同開発された、グローバル電気自動車ラインアップの第2弾となるモデルです。主要諸元によると、ボディサイズは全長4845mm、全幅1860mm、全高1675mmで、ホイールベースは2850mmに設定されています。駆動方式は前輪駆動(FWD)と四輪駆動(AWD)の2種類が用意され、上級AWDモデルの0-100km毎時加速は約4.5秒を記録しています。

バッテリー性能については、総電力量74.7kWhのリチウムイオン電池を搭載し、日本国内のプロトタイプによる測定では、一充電走行距離で700km以上を開発目標としています。また、内装には14インチの大型タッチパネルを配したインフォテインメントシステムが採用されました。

スバルは、内燃機関車と電気自動車を同一ラインで柔軟に生産できる体制を構築したことで、市場の需要変動に対する適応力を高め、企業競争力の強化を図る方針です。トレイルシーカーの日本での正式発表は、2026年春頃に予定されています。
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