キャデラックは、8月9日に、象徴的なデザインと最高レベルのクラフトマンシップ、そして最新の自動車技術を備えたラグジュアリーなフルサイズSUVのEV、2025年型「エスカレードIQ」を発表しました。
キャデラック推定航続距離450マイル(約724km)を実現した「エスカレードIQ」は、55インチのLEDディスプレイ、スーパークルーズ・ドライバー・アシスタンス・テクノロジー、GMエナジーが提供するUltium Home製品による車から家への双方向充電技術、大胆なインテリアとエクステリアデザインによるラグジュアリーな装い、妥協のないパフォーマンス、そしてゼロテールパイプエミッションにより、ドライビングエクスペリエンスを向上させてくれます。
「『エスカレードIQ』は、初代『エスカレード』が四半世紀前にラグジュアリーを再定義したように、その基準を引き上げるものです。このアイコンの再構築は、キャデラックのオール・エレクトリックの未来における次のステップを示します。120年以上にわたり、キャデラックの大胆な革新精神は、アメリカのラグジュアリーを定義してきましたが、『エスカレードIQ』はこの精神を最も洗練された形で体現しているのです」とグローバル キャデラック副社長のジョン ロス氏は述べています。
大胆かつ軽快なパフォーマンス
GMの革新的なモジュール式EV推進アーキテクチャーであるウルティウム・プラットフォームを採用したキャデラック初のフルサイズSUV「エスカレード IQ」 は、GMのUltifiソフトウェア・プラットフォームを組み込んで、その幅広いテクノロジーをサポート、オーナーへ継続的なソフトウェア・アップデートを提供します。
24 モジュールのウルティウム・バッテリーがエスカレード IQ の基盤となっており、200 kWh を超えるエネルギーを生み出します。また、現在利用可能に最大急速な充電方式である800ボルトのDC急速充電が可能、10分の充電時間で最大160kmの航続距離を実現します。
「エスカレードIQ」の走行イメージ
「エスカレード IQ」には、GM エナジーが提供する Ultium Home 製品を使用した V2H(Vehicle-to-Home) 双方向充電技術が搭載されていて、車両から適切な設備を備えた家庭に直接電力を送ることができます。この機能は、2025年のモデルイヤーに、無線ソフトウェア・アップデートによって実現される予定。「エスカレード IQ」は、また、Vehicle-to-Load(V2L)オフボードパワーのオプションも提供し、車両から外部機器に電力を供給できるようにもなります。
電動化が可能にする、大胆かつ、効率的なデザイン
「エスカレードIQ」のデザインは、先代モデルの大胆な存在感を受け継いでいますが、EV専用アーキテクチャーを採用したことで、見慣れたエスカレードでありながら、妥協することなく存在感を主張するエスカレードに生まれ変わりました。
「エスカレードIQ」の大胆なインテリアとエクステリアデザイン
EVアーキテクチャーは、エスカレードと一目でわかるシルエットでありながら、よりスマートなプロフィールを可能にしており、より低くフラットな室内フロアが、「エスカレードIQ」の卓越した広さを実現しています。
また、大胆なデザインに加え、エスカレードIQの流線型は高速道路でも効率性を生み出し。GMがこれまでに生産したフルサイズSUVの中で最も空気抵抗が少なく、空気抵抗係数は歴代モデルよりも約15%低減すると推定されています。
「エスカレードIQ」の生産は、ミシガン州にあるGMのファクトリーZERO デトロイト・ハムトラック・アッセンブリー・センターで来年夏から開始されます。価格は13万ドル(約1880万円)から。