5月27日~28日の週末、 昨年10月に開催されて話題となった次世代型サステナブル・カーイベント「KARUIZAWA MOTOR GATHERING」(主催:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)の第2回目が軽井沢プリンスショッピングプラザで開催されました。
2014年にオープンした軽井沢プリンスショッピングプラザは、約260,000㎡の広大な敷地面積と、国内外の高級ファッションブランドから人気のカジュアルブランドまで店舗数約240を誇る、日本最大級のリゾート型商業施設。軽井沢というブランド力の高い地域に相応する、有名ショップの数々とその解放感に、アウトレットファンからも高い人気を誇っています。
新緑が美しい5月の軽井沢は、遠方から集まった多くの家族連れと、インバウンドが復活した海外からの旅行客で大賑わい。広々とした「プリンスショッピングプラザ ガーデンモール芝生のひろば」でも、穏やかな午後のひととき、買い物の中の一休みと芝生に寝転ぶ人々や、犬と子供が楽しげに駆け回る家族づれなど、それぞれ、心地よい時間を満喫していました。そんな、週末に買い物客の人々が足を止めたのが、世界中の名車、EVを集めた「KARUIZAWA MOTOR GATHERING」です。
会場中心のテントで行われる生演奏をバックに、広々としたプリンスショッピングプラザ ガーデンモール芝生のひろばには、最新EVや、貴重なロールスロイス・シルバーシャドウ、トヨタ・2000GT、ポルシェ・カレラといったクラシックカー、マクラーレン Artura &GTなどの高級スポーツカーなどが展示され、試乗会も開催されました。また、クルマとアウトドアを融合させ、家族でまき割り・焚火・マシュマロ焼きを体験できる「OUTDOORあそびーくるゾーン」も設置されており、人々は、日頃、あまり目にすることのない世界の名車や、アウトドア体験に大興奮です。
そんな、イベントにおいて、軽井沢で週末を過ごす人々が一番興味を示していたのが、「サステナブルゾーン」に展示されていた、世界各国の最新EVの数々。テスラのモデル3、モデルYや、発売前の特別展示だったメルセデスベンツのEQS SUVなど、多くの買い物客が真剣な面持ちで最新EVの性能や航続距離などの説明を受けていました。
もう一つ、注目されていたのが、同イベント運営を支えていたEVの電気蓄電の実力。「はじめよう!サステナブルなカーライフ!!」をテーマに開催されたこのイベントでは、第一回目同様、イベント会場で使用する電力を全てEVから供給する”V2L給電”が実施されていたのです。
給電用車両としては、トヨタ「bZ4x」、Hyundai「IONIQ 5」、BYD「ATTO3」、ホンダ「Honda e」、日産「LEAF」を、また給電器としてニチコン「Power Mover」「Power Mover Light」、BYD「BYDケーブル」、ホンダ「Power Exporter 9000」をが活躍。多くの人々が、”V2L給電”の可能性を、実体験として学びました。
イベントに立ち寄った人々が、見る‐触れる‐楽しむ‐遊ぶ‐学ぶといった様々な体験を通して、EVの実用性を体感した「KARUIZAWA MOTOR GATHERING」。この催しは、軽井沢プリンスショッピングプラザに立ち寄った買い物客にとっても、未来へとつながる持続可能な社会を考えるきっかけになったかもしれません。
「KARUIZAWA MOTOR GATHERING」HP