2023年5月3日(現地時間)ミュンヘンで、MINIファミリーの次世代モデルとして、MINI クーパー Electricの発売が発表されました。新しいMINIを象徴する3ドアの新型は、EVドライブの楽しさを追求できる「クーパーE」と「クーパーSE」の2つのグレードをラインナップ。スリリングで俊敏な走りを実現するMINI クーパー Electricは、未来のプレミアムなモビリティを体現しています。
2020年に発売された完全電動のMINI クーパー SEは、2022年には販売台数が25.5%増加、MINIの中で断トツの人気モデルとなり、昨年、世界中で43,000台以上の地域排ガス規制対象MINIが販売されました。現在、道路を走るMINIの5台に1台はEVなのです。
EV化されたゴーカート・フィーリングを、最初から最大トルクで実現。
新しいMINIでは、出力135kWの「MINI クーパーE」と160kWの「MINI クーパーSE」の両方で、最初からフル・トルクが利用可能できます。そして、シフトが途切れることなく、滞りなく加速していきます。MINI クーパー Electricに設置されたリチウムイオン高電圧バッテリーは、最適なロードホールディングと重量配分を実現するとともに、車両の安定性と敏捷性を高めます。このように、MINIはブランドの特徴である「ゴーカート・フィーリング」を再定義し、60年以上にわたって成功を収めてきた都市でのドライビングの楽しさというコンセプトを一貫して続けているのです。
レンジの向上と最大限の柔軟性
MINI クーパー Eのバッテリー容量は40.7 kWh、MINI クーパー SEのバッテリー容量は54.2 kWh。これにより、新型車の航続距離は300~400kmとなり、都市部だけでなく郊外へ出かけることも可能となりました。
2023年11月から生産されるMINI カントリーマンとともに、新型MINI クーパー Electricの存在により、MINIの完全電動化の未来に向けて、すべての準備が整ったことになります。
MINIクーパーElectric 参照記事
新型MINIクーパーElectric Gallery