ウーバージャパン株式会社、日の丸交通株式会社、テスラモーターズジャパン合同会社の 3 社は、ウーバージャパンが展開するオンラインハイヤー配車サービス「Uberプレミアム」における「テスラモデルY」車両の導入に向けて提携し、Uberプレミアム専用車両として、計100台のテスラモデルY を東京 23 区内で展開することを発表しました。オンライン配車サービスに テスラ車両が100台規模で導入されるのは、日本国内のタクシー・ハイヤー業界で初の試みとなります。
ゼロエミッション車両(ZEV)の利用に関しては、国内のタクシー・ハイヤー業界でも電気自動車やハイブリッド車の導入が進んでいます。同時に、コロナ後の入国規制緩和を受けて、プレミアムな車両を国内のオンライン配車サービスで利用したいという需要が、訪日外国人の観光客やビジネス客を中心に高まっており、今回、ウーバージャパンと日の丸交通は、テスラモデルY車両を導入し、これらの需要に対応します。
ウーバーは、2021年に日の丸リムジンとのパートナーシップで、「プレミアムEV」として期間限定で、テスラモデルSとモデルXの配車をおこなった実績があります。
今回は、2023 年 11月に 30 台の モデルY車両を日の丸交通の世田谷区、江戸川区、足立区の3カ所の事業所に配備。その後、日の丸自動車の無線グループの提携会社にも配備され、2024 年中に合計 100 台まで拡大する予定です。
これらの車両は、すべて Uberプレミアム専用車両として展開され、Uberアプリの車種選択画面で専用のメニュー(名称未定)を設定。これにより、テスラモデルY 車両を指定した配車依頼が可能になります。
日の丸交通は 2023 年 11 月以降、足立区および世田谷区の事業所において、テスラの充電ソリューションも提供していく予定。毎日、長時間にわたり長距離を走行するタクシー・ハイヤー車両は、充電に要する時間や頻度が電気自動車を導入する上でのハードルとなっていますが、この取り組みによって、スムーズな業務利用が可能となります。