スバルは2025年4月16日、ニューヨーク国際オートショーで、2026年モデルの新型スバル・ソルテラEVを公開しました。
新型2026年ソルテラは、74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、推定航続距離は約285マイル(約459km)と、先代モデルと比較して25%以上の向上を実現しています。また、新たに追加されたバッテリー予熱システムにより、充電ステーションへのナビゲーション時や運転者の操作により、寒冷地においても最適な充電温度を維持することが可能になりました。

充電面では、新型ソルテラは約150kWの急速充電に対応し、バッテリー残量10%から80%までを35分以内で充電できるようになりました。標準装備のNACS(北米充電規格)ポートにより、北米全土にある1万5000以上のテスラ・スーパーチャージャーネットワークを利用することが可能です。

2026年モデルではフロントとリアのモーターが強化され、標準モデルで233馬力を発揮、先代モデルから出力が向上しています。さらに、初めて導入される「ソルテラXT」グレードでは、さらにパワフルなデュアル電気モーターを搭載し、合計338馬力を発揮。0-60マイル(約97km)加速は5秒以下を実現しています。

新型ソルテラは、スバルの伝統である「シンメトリカルAWD」を標準装備し、オフロード走行能力を高めています。全モデルに「雪/土」と「深雪/泥」のデュアルモードを備えた「X-MODE」システムを搭載し、グリップコントロールと下り坂アシストコントロール機能により、滑りやすい路面やオフロード走行での信頼性を確保しています。クラス最高の8.3インチ(約21cm)の最低地上高を持つ5人乗りSUVとして、本格的なオフロード性能を提供しています。

インテリアは、Apple CarPlayやAndroid Autoとの互換性を備えた14インチの新型スバル・マルチメディアタッチスクリーンが搭載。ボディフロントには、六連星の照明付きロゴ、リデザインされたヘッドランプ、新しいフロントバンパーデザイン、リアには、新しいリアバッジ、リアゲートガーニッシュ、スポイラーが装備されています。

2026年型スバル・ソルテラの価格と詳細仕様は、2025年後半の発売時に発表される予定です。
2026 Subaru Solterra EV Gallery
