テスラが大規模な採用活動を開始しました。ブルームバーグの分析によると、テスラのキャリアページでは最近数週間で求人数が急増しており、現在約800人の新規従業員を募集しています。募集職種は多岐にわたり、高度に専門化された人材を求めるものから、車両サービスや販売といった一般的な職種まで様々です。
わずか3カ月前、イーロン・マスクCEOがテスラ史上最大規模の人員削減を行ったばかりであることを考えると、この大規模求人はちょっとした驚きです。しかし今回の採用活動は、AIとロボット工学に重点を置いており、テスラが完全自動運転(FSD)やヒューマノイドロボット「オプティマス」などのプロジェクトに軸足を移していることを示しています。
この採用拡大は、テスラ株($TSLA)が最近14取引日で2230億ドル以上の時価総額を増加させたこととリンクしています。イーロン・マスクは以前、今年初めの人員削減について、「業務の効率化と次の成長段階に向けた準備のためだ」と述べていました。
テスラはまた、エネルギー貯蔵事業も拡大しており、キャリアページにはエネルギー関連部門で多数の求人が掲載されています。顧客対応の役割も補充されており、数百のサービスおよび販売職が募集されています。求人は、カリフォルニア州パロアルト、フリーモント、ラスロップ、テキサス州オースティン、ネバダ州スパークス、ニューヨーク州バッファローなど、テスラの多数の拠点で見つかっています。
メインカット提供元:Tesla, Inc.