テスラの「サイバートラック」が、2024年5月の販売において、ライバルのフォードF-150ライトニングを抜き、米国市場でトップの座に立ちました。この情報は、最新の米国車両登録データに基づいています。
サイバートラックは好調な売れ行きを見せており、5月の電気自動車販売ランキングで全体の5位にランクインしました。一方、フォードF-150ライトニングは10位にとどまりました。
S&Pグローバル・モビリティの報告によると、5月のサイバートラックの登録台数は3907台で、F-150ライトニングの2353台を大きく上回りました。3位にはリヴィアンR1Tが1237台で続いています。
ただし、年間累計では依然としてF-150ライトニングがリードしています。1月から5月までの累計登録台数は、F-150ライトニングが1万3443台、サイバートラックが7879台、R1Tが3881台となっています。
他のメーカーでは、ゼネラルモーターズの電動ピックアップ車の登録台数が競合他社を下回り、シボレー・シルバラードEVが668台、GMCハマーEVが359台にとどまりました。
この動向は、急速に成長する電動ピックアップトラック市場における競争の激化を示しており、今後の各社の戦略と消費者の反応が注目されます。
なお、テスラは米国での販売台数を個別に公表していないため、これらの登録データが販売動向を把握する重要な指標となっています。
メインカット:提供元:Tesla, Inc.