アメリカの妊娠・育児情報サイト「BabyCenter」が実施した最新の調査で、テスラのモデルYがファミリー向け電気自動車(EV)部門で最も人気が高いことが明らかになりました。
米誌「フォーブス」によると、BabyCenterは18~54歳の保護者494人を対象に、ファミリー向け自動車に関する調査を行いました。その結果、モデルYが電気自動車カテゴリーで最高評価を獲得。アメリカで最も売れているEVでもあるモデルYの人気が、ファミリー層にも広がっていることが確認されました。
モデルYが支持される理由として、保護者たちは安全性、広い室内空間、そして燃料費の節約を挙げています。4万4990ドル(約670万円)からのスタート価格で、1回の充電で最大320マイル(約515km)走行可能なモデルYは、ファミリーのニーズに応える性能を備えていると評価されています。
特に注目されているのが、オプションで選択できる3列シートです。調査に回答した保護者の30%以上が、3列シートを最も重要な機能の1つと答えています。また、フロントトランク(通称フランク)や大容量のカーゴスペースも、ベビーカーやチャイルドシートを使用するファミリーに好評です。
テスラ以外では、クライスラーのパシフィカ プラグインハイブリッドが、ハイブリッド車部門で1位に選ばれました。1回の充電で33マイル(約53km)のEV走行が可能なこのミニバンは、広い室内空間と燃費の良さでファミリーの支持を集めています。
ちなみに従来型車では、ホンダ・シビックやトヨタ・カムリといったセダン、ホンダCR-VやChevy TraverseなどのSUVが人気を集めています。
メイン画像:提供元:Tesla, Inc.