トヨタ自動車が、豊田市の高岡工場に電気自動車(EV)専用の生産ラインを構築することが明らかになりました。今夏から電気自動車「bZ4X」の生産を開始する予定で、国内の量産ラインでEV専用ラインの設置は初めてのケースとなります。
中部経済新聞によると、この生産体制の変更に伴い、現在高岡工場で生産されているセダン「カローラ」などの車種は同じく豊田市内にある堤工場へ移管されることになります。世界的にEV市場の減速感が鮮明になっている中でも、トヨタ自動車は将来のEV需要拡大に備えて着実に生産体制の拡充を進める姿勢を示しています。
生産が開始される「bZ4X」は、2025年3月12日に欧州市場向けのバッテリーEV(BEV)のラインナップ拡充により、新型モデルが発表されたばかり。同モデルは、73.1kWh仕様では従来型と比較して航続距離を約70km延長。また、トヨタ車として初めてバッテリープレコンディショニング機能を搭載し、低温環境下での急速充電時間短縮に向けた開発が進められています。
国内EV生産拠点の確立により、トヨタの日本市場におけるEV展開も今後加速していくことが期待されます。
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