メニュー
  • EVcafeについて
  • 記事一覧
    • EV News
    • 充電サービス
    • Mobility News
    • 自動運転
    • テスラ&イーロン・マスク
    • 特集&エッセイ
    • 注目の記事<AD>
  • オリジナルMOOK
  • お問い合わせ
  • 運営会社
国内外のEVに関連する最新情報とEVライフの魅力について、毎日、発信していきます。
EVcafe - EV専門 webメディア
  • EVcafeについて
  • EV News
  • 充電サービス
  • 記事一覧
    • EV News
      • 国内ニュース
      • 海外ニュース
    • 充電サービス
      • 国内充電サービス
      • 海外充電サービス
    • Mobility News
    • 自動運転
    • テスラ&イーロン・マスク
    • 特集&エッセイ
    • 注目の記事<AD>
  • オリジナルMOOK
  • お問い合わせ
  • 運営会社
EVcafe - EV専門 webメディア
  • EVcafeについて
  • EV News
  • 充電サービス
  • 記事一覧
    • EV News
      • 国内ニュース
      • 海外ニュース
    • 充電サービス
      • 国内充電サービス
      • 海外充電サービス
    • Mobility News
    • 自動運転
    • テスラ&イーロン・マスク
    • 特集&エッセイ
    • 注目の記事<AD>
  • オリジナルMOOK
  • お問い合わせ
  • 運営会社
  1. EVcafeホーム
  2. 充電サービス
  3. 海外充電サービス
  4. GWや夏休みの大渋滞中でもEV充電できる? 世界初! 走りながら充電可能な「ワイヤレス充電高速道路」って?

GWや夏休みの大渋滞中でもEV充電できる? 世界初! 走りながら充電可能な「ワイヤレス充電高速道路」って?

2024 5/02
海外充電サービス
2024年5月2日
メインカットは、アメリカの高速道路のイメージ(写真:iStock/TomasSereda)

 先日発表された米国市場における2024年第1四半期(1月~3月)のEV販売車数は、約26万9000台。引き続き好調に見えますが、過去最高を記録した昨年2023年の年間販売車数が約119万台、特に第4四半期(10月~12月)が約31万7000台だったことを考えると、やや伸び率の鈍化が気になるところ(Cox Automotive Kelley Blue Book調べ)。

 2030年までに新車販売に占めるEV比率を50%とする目標を掲げているバイデン政権としては、EVのさらなる普及を加速させたいことでしょう。

 EV普及を阻む最大の課題は、いうまでもなく充電問題です。充電ステーションなどのインフラ整備の拡充やバッテリー性能の向上が重要なのはもちろんですが、どうにも悩ましい問題が「充電に時間がかかる」こと。長距離走行を前提とした大型輸送車でEV化が進まない要因もここにあります。

EVの普及は充電問題の解決にかかっている。充電インフラ整備も進んではいるが…(photo by Drew Angerer/Getty Images)
EVの普及は充電問題の解決にかかっている。充電インフラ整備も進んではいるが…(photo by Drew Angerer/Getty Images)

 そのため、近年、目覚ましい勢いで開発が進められているのが、移動中の充電を可能にする「電化道路(Electric Roadway)」です。走りながら充電できれば、航続距離を気にする必要もなく、バッテリーの小型化も可能になり、車両自体のコストが低減されます。

 そして、そんなEVの未来を担う「電化道路」の世界第1号となったのが、2018年、スウェーデンのストックホルム近郊に試験導入された接触型のレール式道路でした。これは道路に電極ラインが埋め込まれ、そこにEV車両に取り付けられた可動式アームが接触することで送電されるという電化道路です。仕組みは、路面電車に近いといえるでしょう。

走りながら充電する道路として、世界第1号となったスウェーデンのレール式電化道路(写真:Trafikverket)
走りながら充電する道路として、世界第1号となったスウェーデンのレール式電化道路(写真:Trafikverket)

 以降、世界各国で研究開発が進む中、現在、主流となっているのは非接触型のワイヤレス充電道路です。スマートフォンの充電パッドをイメージすると、わかりやすいかもしれません。2023年11月には、米国ミシガン州デトロイトで、アメリカで初めてワイヤレス充電道路が一般道に実験的に導入されました。

 このワイヤレス充電道路の技術を提供したのは、イスラエルのテルアビブに拠点を置くElectreon(エレクトレオン)社です。同社は、電化道路の実用化にいち早く着手したスウェーデンほか、ドイツやフランス、イタリア、中国などの道路にも技術提供を行っています。

 EV車両の底面に取り付けられた充電レシーバーが、路面の下に敷かれた電磁石コイルから電力を受信するというもので、道路の見た目は普通のものと変わりません。

数多くの国に電化道路の技術提供しているイスラエルのElectreon社(写真:Electreon)
数多くの国に電化道路の技術提供しているイスラエルのElectreon社(写真:Electreon)

 そして、この4月、世界初となるワイヤレス充電“高速”道路が米国インディアナ州でお目見えしました。これはインディアナ州運輸局(INDOT)と同州の総合大学パデュー大学の研究チームの共同開発によるもので、最大の特徴は、これまで実証されたどの電化道路よりもはるかに高い出力で電力供給が行えるという点です。

パデュー大学研究チームのエンジニアたち。左からJohn Haddock氏、Nadia Gkritza氏、Dionysios Aliprantis氏、Steve Pekarek氏 (写真:Purdue University/Vincent Walter)
パデュー大学研究チームのエンジニアたち。左からJohn Haddock氏、Nadia Gkritza氏、Dionysios Aliprantis氏、Steve Pekarek氏 (写真:Purdue University/Vincent Walter)

 今回、実験が行われるのはウエスト・ラファイエットの国道52号線と231号線のわずか400メートル区間。ですが、この400メートルには全米から熱い注目が集まっています。

 というのも、「アメリカの十字路」との異名を持つインディアナ州は、アメリカのほぼ中心部に位置し、州内に8本もの州間高速道路(インターステート・ハイウェイ)が交差しているからです。そのため、インディアナ州を起点に、米国のなんと80%におよぶ消費市場に24時間以内で物資を届けることができるのです。

 パデュー大学の研究チームが、高出力ニーズへの対応を念頭に技術開発したのもそのためで、路面下に設置する送信コイルも、大型トラックの積載量に耐えうるコンクリート舗装に対応したものとなっています。また、今回の実験では、同州に本拠を置くエンジンメーカーCummins(カミンズ)社も協力し、試験用の大型EVトラックを提供することになりました。

ワイヤレス充電道路の試験施設。コンクリートで覆われた道路でも使用できるワイヤレス充電技術のテストを行っている(写真:INDOT)
ワイヤレス充電道路の試験施設。コンクリートで覆われた道路でも使用できるワイヤレス充電技術のテストを行っている(写真:INDOT)
今回の実験で使われる、Cummins社が開発した500kWワイヤレス充電システムを搭載した電気トラック(写真:Cummins)
今回の実験で使われる、Cummins社が開発した500kWワイヤレス充電システムを搭載した電気トラック(写真:Cummins)

 高速道路の電化と車両への充電が実用レベルで可能になれば、米国物流業界におけるCO2の削減のインパクトは絶大なものとなるだけでなく、もし、これが日本でも実現すれば、GWや夏休みのお盆の時期、また年末年始の帰省ラッシュで大渋滞にハマりながら高速道路上でEV充電できるなんてことも、まさに夢のような話です。

 今後の世界のEV推進の行く末を大きく左右するといっても過言ではないだけに、このワイヤレス充電“高速”道路の実験成功には大きな期待が寄せられているのです。

 メインカットは、アメリカの高速道路のイメージ(写真:iStock/TomasSereda)

出典

Purdue University:Building the first highway segment in the U.S. that can charge electric vehicles big and small as they drive

Indiana Department of Transportation:Dynamic Wireless Power Transfer

Electreon 

Trafikverket(スウェーデン運輸省)

海外充電サービス
Cummins Electreon GW渋滞 Purdue University エレクトレオン パデュー大学 ワイアレス充電 ワイヤレス 充電道路 夏休み渋滞 電化道路
メインカットは、アメリカの高速道路のイメージ(写真:iStock/TomasSereda)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow @EVCafe_jp Follow Me
share
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • EV充電ステーション「アウディチャージングハブ」が東京紀尾井町にオープン。6月まで急速充電30分無料体験キャンペーンを実施中
  • トヨタが考えた「中国の客が笑顔になるEV」は、「自分を悦ばせるZ世代」がターゲット

関連記事

  • ポルシェ、北米でテスラ・スーパーチャージャーへのアクセスを開始
    2025年9月11日
  • この写真は、ハバーの提供写真で、創設者のハリー・フォックス氏、コナー・セルウッド氏、ヒュー・レッキー氏の3名を充電ステーションで撮影したものです。3人の男性が充電器の前に立っており、左右にはそれぞれ黒いテスラ車が駐車されています。左の男性は白いポロシャツにカーキ色のパンツを着用し、中央の男性は白いシャツにジーンズ、右の男性は黒いシャツにジーンズを着ています。背景には曇り空と木々、オレンジ色のフェンスが見え、駐車場の白線と充電ステーションの青い標識も確認できます。3人とも腕を組んでカメラに向かってポーズを取っています。
    イーロンにテスラを解雇された3人、英国で充電施設をオープン
    2025年8月19日
  • テスラ・スーパーチャージャーが5年連続トップ。米EV充電満足度調査
    2025年8月14日
  • ホンダとアキュラのEVオーナー、米国でテスラスーパーチャージャーが利用可能に
    2025年7月23日
  • ルーシッド エア、7月31日からテスラスーパーチャージャー利用可能に
    2025年7月23日
  • 米連邦地裁、EV充電インフラ資金凍結を差し止め。14州で資金配分再開へ
    2025年6月28日
  • CATLは、ees Europe 2025で世界初となる9MWh超大容量エネルギー貯蔵システム「TENER Stack」を発表
    CATL、EVバッテリー150台分を蓄電可能なエネルギー貯蔵システムを発表
    2025年5月15日
  • イオナの充電ステーションとそこで充電するEV
    世界の自動車大手8社による充電ネットワーク「イオンナ」、米国で本格的に開始。テスラのスーパーチャージャー網と同規模目指す
    2025年2月6日
新着記事
  • イーロン・マスク、テスラ株10億ドル購入の真意とは? 株価急騰の裏に隠された2つの戦略と未来予測
    2025年9月16日
    電動革命の波に乗る! EV株投資の秘訣
  • トヨタ、次世代モビリティ「イーパレット」販売開始。最大17名乗車可能、自動運転はレベル2、価格は2900万円から
    2025年9月16日
    Mobility News
  • テスラの次世代コンピュータ「AI5」の真の目的が判明。FSD時代の先を見据えた驚きのスペックとは?
    2025年9月16日
    EVcafeで考える
  • テスラ、ネバダ州でロボタクシー公道テスト許可を取得 
    2025年9月16日
    テスラ&イーロン・マスク
  • ホンダ、EV充電サービス「Honda Charge」提供開始。CHAdeMO初の「プラグ&チャージ」を実現
    2025年9月13日
    国内充電サービス
  • ホンダ、軽EV「N-ONE e:」発売開始。航続距離は295km、実質価格は212万5400円から
    2025年9月12日
    国内ニュース
  • プラゴ、CHAdeMO規格準拠のプラグ&チャージシステム「& GO」を提供開始
    2025年9月12日
    国内充電サービス
  • ハンドルなしペダルなしの自動運転EV「Zoox」、ラスベガスでロボタクシーサービス開始
    2025年9月11日
    自動運転
人気記事
  • テスラ「モデル3+」、9月にも中国で発売へ。航続距離800km超を実現
    テスラ&イーロン・マスク
  • テスラのモデルY
    テスラ、2025年中に「小型モデルY」のような低価格EV発売へ
    テスラ&イーロン・マスク
  • 日産アリア 2023年式
    2025年の中古EV市場、日産アリアが最優秀車に選出される
    海外ニュース
  • モデルCは、台湾で生産された初のBEV、ラクスジェン n7に
    フォックスコン(鴻海)、日本自動車メーカーと1〜2カ月以内に提携と発表
    海外ニュース
  • 黒のラッピングが施されたサイバートラック
    テスラ、米国務省から4億ドルの装甲車両供給契約へ。「サイバートラック」をベースに開発か
    テスラ&イーロン・マスク
カテゴリー
  • EV News
    • 国内ニュース
    • 海外ニュース
  • 充電サービス
    • 国内充電サービス
    • 海外充電サービス
  • Mobility News
  • 自動運転
  • テスラ&イーロン・マスク
  • 特集&エッセイ
  • 注目の記事<AD>
タグ
BEVBMWBYDBYD Auto JapanEVEV充電FSDGMHondaNACSNISSANTESLATOYOTAWaymoアウディイーロン・マスクオプティマスサイバーキャブサイバートラックシャオミシールスペースXスーパーチャージャーテスラテスラ株テスラ株価トヨタドナルド・トランプドルフィンヒョンデフォルクスワーゲンフォードホンダメルセデス・ベンツモデル3モデルYモデル3リヴィアンロボタクシー三菱自動車中国完全自動運転日産自動運転電気自動車
  • ホーム
  • お問い合わせ
  • 運営会社
  • EVcafeについて
  • 広告掲載のお問い合わせ
  • プライバシーポリシー

© 2025 EVcafe - EV専門 webメディア