シャオミ・ジャパンは、新製品発表イベント「Xiaomi EXPO 2025」を9月26日から28日まで東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催すると発表しました。このイベントでは、ニュルブルクリンクでEV最速記録を更新した高性能電気自動車「シャオミ SU7 Ultra」が日本で初めて展示されます。

SU7 Ultraは2025年4月にドイツのニュルブルクリンクにおいて、7分4秒957のタイムで量産EVのラップレコードを更新した話題の車両です。最大出力1548PS、0-100km/h加速1.98秒、最高速度333km/hという量産4ドアセダンとして世界最速の性能を誇ります。中国では52万9900人民元(約1100万円)で販売されており、発売初日に2時間で1万台の受注を達成する人気ぶりを見せました。

同車はシャオミが自社開発したトリプルモーター構成とCATL製麒麟2.0バッテリーを採用し、サーキット走行に最適化された冷却システムやAPレーシング製ブレーキシステムを搭載しています。上海国際サーキットでの量産車最速記録も樹立するなど、その実力を証明しています。
イベントは26日から3日間開催され、入場料は無料です。SU7 Ultraは展示のみで日本での発売予定はありません。会場では最新スマートフォンやタブレットなどの新製品も同時に展示・販売される予定です。