テスラが、ロボタクシー専用車両「サイバーキャブ」生産に向けた採用活動を本格化させています。同社のキャリアサイトには、サイバーキャブ生産に特化した3つの新規職種が掲載され、ロボタクシーの実現に向けた体制構築が加速しているようです。Teslaratiが2025年10月20日に報じています。
ギガテキサスのキャリアページに新たに掲載されたのは、以下の3職種。
・サイバーキャブの品質チームで働く計測技術者(Metrology Technician)
・サイバーキャブのプラスチックチームで働く設備エンジニア(Equipment Engineer)
・射出成形チームで働く金型監督者(Tool & Die Supervisor)

3つのポジションすべて、テキサス州オースティンでの勤務となっています。サイバーキャブの生産は、同社の「アンボックストプロセス」で生産される初めての車両となります。これは、自動車を「モジュール」と呼ばれる複数の部品群に分割して個別に組み立て、最後に一気に合体させるEVの新しい生産方法です。
オースティンでは、現在、サイバーキャブが公道上でテスト走行を行っています。また、モデルYを利用したロボタクシーサービスも実施中です。