テスラは、カリフォルニア州ロストヒルズに建設していた世界最大規模のスーパーチャージャーステーションの工事を完了、168基すべての充電器が2025年11月26日より正式に稼働開始しました。
数年にわたる開発期間を経て「プロジェクト・オアシス」として知られるロストヒルズ・スーパーチャージャーが正式にオープン。米国のWebメディア「TESLARATI」によると、このステーションは10基のメガパックバッテリーによる蓄電システムを備え、11メガワットの太陽光パネルから大規模バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)にエネルギーを供給することで、完全に送電網から独立して稼働するとのことです。
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約12万平方メートルの敷地を持つこのステーションは、2025年7月に168基のうち84基で部分的に営業を開始していました。その後、テスラが最近サイト認証を完了したことで、全面的なオープンが実現しました。このステーションは年間約20ギガワット時のエネルギーを生成し、これは約1700世帯分の電力需要に相当します。
All Superchargers now operational. Safe Thanksgiving travels! https://t.co/rX0bxI0VsT pic.twitter.com/ycC8LPNiKt
— Tesla Charging (@TeslaCharging) November 25, 2025
テスラは今後、米国の遠隔地を経由する長距離移動での充電の利便性を高めるため、より地方部にスーパーチャージャーを展開する計画を持っているとされています。

