ヒョンデ・モーター・グループは2026年1月20日、ブリュッセル・モーターショーで電動MPV(多目的車)「スターリアエレクトリック」を世界初公開しました。
スターリアエレクトリックは、84kWhのバッテリーパックと160kWの前輪駆動電気モーターを搭載。WLTP推定航続距離は最大400kmで、電動MPVとしては長距離レベルの性能を実現しています。800V高電圧システムを採用しており、最適なDC急速充電条件下では約20分で10%から80%まで充電可能とのこと。車内外で使用可能なV2L機能を標準装備しています。

車両は「インサイド・アウト」デザイン哲学に基づき、キャビン空間を優先した設計となっています。低いベルトラインと広大なガラスエリアにより、視認性と開放感を確保。フロント部分は空気取り入れ口のないクローズドデザインを採用し、空力性能の向上を図っています。

デュアル12.3インチのデジタルディスプレイが搭載され、ワイヤレスのアップル・カープレイとアンドロイド・オートに対応します。
シートバリエーションは2種類を用意。7人乗りのラグジュアリーは家族やレジャー向けで、3列目シート後方のラゲッジ容量は最大435リットル。9人乗りのワゴンは大家族やシャトルサービス向けで、3列目シート後方に最大1303リットルのラゲッジ容量を提供します。
MPVにおける利便性を追求した後席ビュー&トーク機能では、1列目後方に設置されたカメラが後部座席の映像をディスプレイに表示し後部乗客の見守りを可能にするとともに、トーク機能によりドライバーの声を後部スピーカーから増幅して車内コミュニケーションをサポートするとしています。
スターリアエレクトリックは、2026年上半期に韓国と欧州で販売を開始し、その後グローバル市場へ展開する予定です。

