トヨタの北米法人(TMNA)は2026年2月17日、新型電動SUV「bZ ウッドランド」を正式発表しました。3月から全米のディーラーで納車が開始される予定で、希望小売価格は4万5300ドル(約680万円)からです。
bZ ウッドランドは、既存の「bZ」(北米でのbZ4Xの名称)をベースに全長を約6インチ(約150mm)拡大したロングボディモデルで、e-TNGAプラットフォームを採用しています。AWD(全輪駆動)のみの設定で、前後のeアクスルに搭載されたデュアルモーターによるシステム最高出力は375馬力。0-60mph加速4.4秒を実現し、トヨタは「最もパワフルなbZ」と位置づけています。

バッテリーは74.7kWhのリチウムイオン電池で、EPA航続距離は281マイル(約452km)です。充電ポートにはNACS(北米充電規格)を採用しており、テスラのスーパーチャージャーを含む米国内の広範なDC急速充電ネットワークに対応します。
SUVとしての実用性も強化。最大牽引能力は3500ポンド(約1588kg)、最低地上高は8.4インチ(約213mm)。後席を倒した状態の荷室容量は74.3立方フィート(約2104リットル)で、標準モデルの67.1立方フィートから拡大されています。ルーフレールを標準装備し、オプションでオールテレインタイヤも設定されています(装着時のEPA航続距離は260マイル)。AWDシステムにはX-MODEとグリップコントロールが搭載され、悪路でのトラクション性能を高めています。

グレードは「bZ ウッドランド」と「bZ ウッドランド プレミアム」の2種類。標準グレードでも14インチマルチメディアディスプレイ、前後席シートヒーター、ステアリングヒーター、デュアルワイヤレス充電パッドなどを装備。プレミアムではJBLオーディオ、ベンチレーテッドフロントシート、パノラミックガラスルーフなどが追加されます。

なお、同モデルは欧州では「bZ4X ツーリング」の名称でノルウェーなどですでに販売が始まっています。日本市場でも「bZ4X ツーリング」として2026年春の発売が予告されています。


