BYDの高級ブランド、デンツァは2026年3月29日、中国市場において主力MPV(多目的車)「D9」の第2世代モデルを発表し、先行販売を開始しました。
中国のEV専門メディアCnEVPostの記事によると、新型D9にはBYDの第2世代ブレードバッテリーと最新のフラッシュ充電技術が搭載されており、バッテリー残量10%から70%までをわずか5分で充電できます。97%までの充電も9分で完了するとしており、同社はこれを業界最速水準と位置づけています。

先行販売価格はPHEV(プラグインハイブリッド)、純電気自動車(BEV)ともにエントリーグレードが38万9800人民元(約901万円)から、最上位グレードが48万9800人民元(約1133万円)に設定されています。PHEVとBEVは同一価格帯での展開で、中国国内のデンツァ販売店へのショーカー搬入は4月を予定しています。
先行販売期間中に注文したユーザーには、合計18カ月分のフラッシュ充電無料利用権が付与されます。

パワートレインについては、PHEVが1.5リッターターボエンジンとデュアルモーターを組み合わせ、CLTC測定基準において400km超の純電気走行距離を確保しています。BEVはシングルモーターとデュアルモーター四輪駆動の2タイプが用意され、最大800kmの航続距離を実現します。
ボディサイズは全長5250mm、全幅1960mm、全高1900mm、ホイールベース3110mmとなっています。
全グレードに標準装備として「ゴッズアイ5.0」と呼ばれる先進運転支援システムが搭載されます。なお、この最新の自動運転ソフトウェアアップデートは、旧世代のハードウェアを搭載した既存のデンツァD9ユーザーにも提供される予定です。


