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テスラ新型モデルY「ジュニパー」、カモフラージュなしで目撃される。サイバートラック系のヘッドライト

 テスラの世界的ベストセラー、モデルYの大規模改良版が、中国のウィンターテスト施設で初めてカモフラージュなしの姿で確認されました。これまで断片的に伝えられていた新型モデルY「ジュニパー」の全容が、ついに明らかになったとされています。

 中国のSNSで共有されている新型モデルYで最も目を引くのは、サイバートラックから影響を受けたとされるフロントデザインです。全幅に渡って配置されたLEDライトバーと、より印象的なフロントエンドが特徴となっています。リア部分にも高い位置にLEDライトバーが確認でき、全体的により現代的なデザインへと進化しています。多くの米国のブロガーは、モデルYがシャオペンのG6 SUVに似ていると指摘しています。

新型モデルY「ジュニパー」は、印象的なフロントエンドが特徴

シャオペンのG6 SUV
ジュニパーに似ていると話題のシャオペン G6 SUV

 内装では、新デザインのステアリングホイールが注目を集めています。その形状もサイバートラックと類似していることから、同車で高い評価を得ているステアバイワイヤの採用が期待されています。このシステムは特に狭い場所での取り回しに優れており、米国のテスラのショールームスタッフからも高い評価を得ているとされます。

SNSに投稿された新デザインのステアリングホイール

 また、今回撮影された車両は比較的高めの地上高を持っており、昨年リフレッシュされたモデル3同様、適応型ダンピングシステムの搭載が予想されています。加えて、改良されたサスペンション、静粛性の向上、効率性の改善なども期待されています。

改良されたサスペンションや静粛性の向上が期待される新型モデルY

 2024年12月、中国メディアのレイトポストは、テスラが社内コード名で「ジュニパー」と呼ばれる改良型モデルYの量産を2025年1月からギガ上海で開始し、内装、外装、バッテリー容量、モーター性能を新型モデル3と同様に改良すると報じました。また、改良型モデルYに加え、2025年第4四半期に6人乗りモデルYの出荷を開始する予定としています。

 現時点でテスラは、同新型モデルについて正式な発表していませんが、現行のモデルY発売から5年を経てた2025年中の販売開始が予想されています。

メイン画像:中国のウィンターテスト施設でカモフラージュなしの姿で確認された新型モデルY

クレジット: @MatthewDR/X

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