日産自動車は2025年7月2日、軽自動車EV「日産サクラ」の意匠(意匠登録第1389080号)が、公益社団法人発明協会主催の「令和7年度全国発明表彰」において発明賞を受賞したと発表しました。
サクラは2022年の発売以来、国内EV販売台数で3年連続1位を獲得している人気車種。今回の受賞は、その意匠デザインが評価されたもので、日本の生活スタイルに合わせて開発された軽EVとして、先進性と日本の美意識を兼ね備えた意匠を実現している点が高く評価されました。

全国発明表彰は大正8年(1919年)に創設された歴史ある表彰制度で、科学技術の向上と産業の発展を促進することを目的としています。これまで数多くの優秀な研究者や科学者の貢献を顕彰してきました。特に優れた成果を上げた発明、考案、意匠や、今後の発展が期待される発明等を評価し表彰しています。日産自動車は過去にも2012年に「日産リーフ」の意匠で発明協会会長賞を受賞しています。