1977 年に世界初登場となったBMW 7 シリーズは、各時代における究極のラグジュアリー・セダンとして最高の品質、最新技術を取り入れながら、2022 年に第7 世代へと進化、比類なき走行性能と最高レベルのデジタル体験を提供する最高峰のラグジュアリー・セダンとされています。そんな、7シリーズ史上でも最強モデルと呼べる、Mハイ・パフォーマンス・モデルEV「BMW i7 M70 xDrive」が、BMW伝統の後輪駆動モデル「BMW i7 eDrive50」とともに、5月29日に発売されました。
Mハイ・パフォーマンス・モデルEV「BMW i7 M70 xDrive」
2022年に登場した、BMW 7 シリーズ初のEV「BMW i7 xDrive60 」は、0-100km/h加速4.7秒の圧倒的までの走行性能と快適性で話題を呼び、日本市場でも注目を浴びてきましたが、今回発売された「BMW i7 M70 xDrive」は、それを上回るより高いスペックを誇ります。
同時発売の「BMW i7 eDrive50」は、最高出力455PS(335kW)を発揮する電気モーターで後輪を駆動させる、BMW 伝統の後輪駆動モデル。最大トルクは650Nmで、0-100km/h は5.5秒。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池の総エネルギー量は105.7kWh、航続距離は約575-611km*です。 そして、注目のフラッグシップモデル「BMW i7 M70 xDrive」は、最高出力258PS(190kW)の電気モーターが前輪に、最高出力489PS(360kW)の電気モーターが後輪にある、4 輪駆動モデルのM ハイ・パフォーマンス・モデル。システム・トータルでの最高出力は659PS(485kW) 、最大トルクは1,015Nmで、0-100km/h を僅か3.7 秒で駆け抜けます。ボディ床下に収納されている リチウム・イオン電池の総エネルギー量は105.7kWh、航続距離は488-560km*です。これは、市販された一般道走行可能なMモデルのなかでもっともハイスペックとなります。(両モデルとも* はヨーロッパ仕様値)
この2つの7シリーズEVの価格は、「BMW i7 eDrive50」 が1598万円、「BMW i7 M70 xDrive」が2198万円。価格1748万円の「BMW i7 xDrive60 」とともに、走行性能、価格においても、BMWの高級セダンの頂となる最強のラインナップがEVで揃いました。
カンヌでも話題を呼んだ「BMW i7 M70 xDrive」
「BMW i7 M70 xDrive」は、ポム・クレメンティエフ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ)とユマ・サーマン(『キル・ビル』シリーズ)が主演を務める「BMWフィルム・シリーズ」の最新短編映画「The Calm」にも登場、5月にフランスで開催された第 76 回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアで上映され、話題となりました。
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