千葉幕張メッセで「東京オートサロン2024」〔一般公開日:2024年1月12日(金)~1月14日(日)〕が、現在開催されています。東京オートサロンは国内最大級のチューニングカー・カスタムカーの祭典とも呼ばれるモーターショーで、毎年1月第2週の週末(金・土・日)に開催されています。現在は、まだまだガソリン車が中心の展示ではありますが、その中でも、世界各国の注目のEVの展示もありましたので紹介していきたいと思います。
日産アリア nismo
今回の東京オートサロンで世界初公開されたのが日産アリアnismoです。従来のアリアからパワーは10%アップし、ステアリングがチューンドアップ。アルミホイールは新規開発され、空力を意識したデザインでエクステリアをよりアグレッシブにしています。
Nissan Formula E Gen 3
日産は国内でも唯一Formula Eに参加しているメーカーですが、本オートサロンには、今年の3月に東京で開催されるFormula Eに参加する車両が展示されていました。
メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV
メルセデスAMGが出しているEQE 53 4MATIC+ SUVは、EQE450よりもパフォーマンスがアップし600馬力以上の出力。エクステリアもフロントを中心にアグレッシブなルックになっています。中のインフォテイメントシステムにはハイパースクリーンが装備されています。
BYD ドルフィン
先日販売が開始されたばかりのBYD ドルフィンですが、早速カスタムペイントなどが施されたものを展示。ホイールやオレンジのアクセントがかなり特徴的です。
BYD シール
ジャパンモビリティショー2023で、一足早く展示されていたBYDのシールです。ATTO3、ドルフィンに続き、2024年春に日本発売予定です。
ロータス ELETRE
日本で受注が開始されているELETREが展示されていました。かなりスポーティーなイメージです。
レクサス RZ 450e F SPORT Performance
GRブースではEVはRZのみが展示されていました。エアロパーツが多数使われており、スポイラーも2つ付きました。ノーマル車よりかなりスポーティーな見た目となりました。
ロールス・ロイス スペクター
国内ではなかなかお目にかかれないロールス・ロイスのスペクター。インバイトオンリーのブースで展示されていました。
テスラモデルS・3・X・Y
東京オートサロン2024の展示では、テスラ モデル3がEVのなかでは一番多いようなイメージを受けました。特にEV専用のタイヤを履いたり、車高を下げたりバケットシートをつけたりとオリジナルのカスタム車が多数見られました。また、テスラはモデルSやYも多く、モデル3同様車高調を入れたりチンスポイラーやリアディフューザーなどのエアロパーツを多用したものが多数見受けられました。
ヤマハブース
ヤマハブースではHonda eのバッテリー技術を使ったモビリティを提案するコンセプトが多数展示されていました。ヤマハの伝導技術をホンダのバッテリー技術と組み合わせた形で、低スピードで走行するモビリティを中心に展示しています。
ヒョンデ IONIQ5
会場では、カスタムカーが多数見受けられたIONIQ5ですが、ヒョンデがブースを出しNが公開されています。Nは薄い青のボディーカラーが特徴的で、エンジン車のような音が出せます。ブースでは、IONIQ5向けにエアロパーツを専用に開発し、装着したNPX1も世界初公開されました。
ケータハム Project V
Super Sevenを販売していることで有名なケータハムが新たにデザインした話題のEV、Project Vが展示されています。今までのデザインとは全く違うヨーロッパ風のデザインがかなり斬新です。
日本で開催される3大カスタムカーショーの中で最大の規模を誇り、世界3大カスタムカーショーの一つとも言われる東京オートサロン。開催期間は、本日1月14日(日)までではありますが、幕張メッセの会場に足を運んで、本物を見て触ることで、世界のEVのカスタム事情を体感してみてはいかがでしょう。
(文・写真:EVちゃんねる らいあん)
この記事で紹介したEVの紹介動画は、以下の EVちゃんねるのYou Tubeでも見ることができます。