ベールに包まれてきたボルボの新型E V「EX30」が6月7日(日本時間)に、YouTubeで公開されたワールドプレミアでお披露目となりました。
ワールドプレミアで新車を紹介した、元ダイソンのCEOで、現在、ボルボ・カーズのC E Oを務めるジム・ローワンは、ボルボ史上最も小さなS U V「EX30」のミニカーを前に、自信を持って「小さいことにこそ壮大な哲学がある」と語ります。なぜなら、どれだけ大きなことでも、すべては小さなことから始まるからです。
ボルボ・カーズ CEOのジム・ローワンがプレゼンテーションをした、EX30のワールドプレミア動画
このEVの魅力は、最先端のテクノロジーとスカンジナビアンデザイン。ジム・ローワンが最初に解説したのがサウンドです。横に広がり一体化したサウンドバーは、1つのスペースに6つのスピーカーがあるような高音質な音響を、車内いっぱいに届けてくれます。そして、インテリアでは、ウールや亜麻、アップサイクルデニムを使ったダークブルーのオプションまで、天然素材やリサイクル素材が使われた4つのデザインから選ぶことができます。
機能性においても、オーナーぞれぞれが自分の使い方に合わせて選べるよう、バッテリーは必要なパワーや距離に応じた様々なサイズが用意されています。モーターも長く走るためのシングルモーターと、ボルボ史上最速の0−100km/hまで3.6秒で加速する強力なツインモーターから選べます。
今回一番特徴的なのが、タブレットのように直感的に使うことができるGoogleが搭載された5Gネットワークのシングルスクリーン。この次世代インターフェイスを活用して運転する新型EV SUVは、小さなボディながら航続距離は、ロングドライブにも対応できる480km(欧州参考値)です。
2025年までに世界販売台数の50%、および営業利益率の8~10%を電気自動車で構成するという目標を設定してているボルボは、2030年までには、販売する全ての車を電気自動車にすることを目指しています。今回発表された小さなSUV「EX30」は、ボルボの大きな一歩を感じさせてくれるEVでもあるのです。販売価格は約36,000ユーロ(約538万円)、日本でも、今夏発売予定です。
Volvo Car Japan 公式HP