イタリアの伝説的デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロは、テスラのサイバートラックを 「自動車のピカソ」と評して称えています。イタリアの日刊紙「ラ・レプッブリカ」が伝えました。
「ピカソが絵画に革命を起こしたのは、彼に勇気があったからだ」語るジウジアーロは、テスラのCEOイーロン・マスクについて、「ピックアップトラックはどうあるべきか、という伝統的な期待を打ち砕いた」と高く評価。
ジウジアーロといえば、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンとして活躍する車「デロリアンDMC-12」のデザイナーとしても知られています。テスラのサイバートラック以前に、ステンレススチールで作られた自動車はデロリアンしか存在していません。
ジウジアーロは、サイバートラックが大きな成功を収める可能性があると信じています。彼は「人々は目立ちたがるものだ。調和や完璧さを求めるのではなく、情緒や堅牢さを求めるんだ」と語っています。
サイバートラックのデザイナー、フランツ・フォン・ホルツハウゼンは、このジウジアーロのコメントに対して、Xに「子供の頃からの伝説であり、ヒーローであり、インスピレーションの源であり続ける人物からの言葉です」と感謝の意を投稿しました。
写真メインカット提供:TESLA,Inc.