宿泊施設の充電設備はEVユーザーの旅行計画で重要視されており、「6kWの普通充電器があれば、滞在中に一晩でほぼ満充電にすることができる」として、普通充電器の需要が高まっています。そのニーズを受け、星野リゾートとENECHANGE(エネチェンジ)は、星野リゾートの約40施設に6kWの普通充電器「EV充電エネチェンジ」を導入することを発表しました。
国内外に「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」の5つのブランドを中心とした67カ所の施設(国内62、海外5)を運営する星野リゾートは、昨今、「EVで巡る九州絶景旅」や卒業旅行の「EV日本周遊コース」を販売するなど、EVを活用した新しい旅行スタイルを積極的に提案しています。
現在星野リゾートは、EVユーザーに向けて25施設にEV充電器を設置し、事前予約システムや独自の課金方法で運営を行なっていますが、今後のEV普及予想から残る施設への設置拡充を検討し、普通充電の導入においてトータルサポートを行っているEV充電エネチェンジの導入を決定しました。
エネチェンジと星野リゾートは、2024年から設置を開始。今後、星野リゾートの施設へのEV充電器設置数を約200口までに拡大させる予定です。