2024年7月2日、テスラは、第2四半期（4月〜6月）の生産台数と納車台数を発表。納車台数は約44万3000台となり、EVメーカー販売台数トップの座を守りました。
第2四半期、テスラの生産台数は41万0831台、納車台数は44万3956台。その内訳は、モデル3とモデルYが生産38万6576台、納車42万2405台、その他のモデルが生産2万4255台、納車2万1551台となっています。
この納車台数は前年同期比4.8%減となりましたが、前四半期比では14.8%増加。ウォール街の予想台数約43万8000台を上回りました。この数字に関して市場では、米国内販売と中国での販売が好転しつつあるとの見方があり、値下げや販売奨励策が支えとなったとされています。
また、ロイターによると、2024年第2四半期のBEV販売台数が21%増の42万6039台と好調だったBYDを抑え、テスラのEVの売上は2四半期連続で1位となる見通しです。
BYDは2023年第4四半期にEVの販売台数でテスラを抜き世界首位となった後、2024年第1四半期にテスラに首位の座を明け渡しています。
そして、テスラエナジーの2024年第2四半期のバッテリーストレージ導入に関する成長は著しく、前年比157%増、前四半期比132%増の数字を記録。これにより同四半期のエネルギー導入量は9.4GWhとなり、同社過去最高を記録しています。
テスラの第2四半期の業績発表は、7月23日午後4時30分（現地時間）よりXで配信されます。
メインカット：提供元：Tesla, Inc.