元日産会長のカルロス・ゴーン氏が、最近発表された日産・ホンダ・三菱自動車の提携計画について、成功は容易ではないと指摘しました。2024年8月1日に東京で発表されたこの日本メーカー3社による提携は、EVや次世代SDVなどの新たなプラットフォームの開発に向けた包括的な協力体制の構築を行うものです。
ゴーン氏は逃亡先のレバノンからAutomotive Newsのインタビューに答え、「提携契約を結ぶのは簡単だが、それを機能させるのは全く別の話だ」と述べ、成功への道のりの厳しさを強調しました。特に、この提携は対等なものではなく、ホンダによる「隠れた買収」と表現し、3社の中で最も強いホンダが主導権を握ることになるだろうと予測しています。