日本時間で2024年10月24日未明に行われる、米テスラの2024年第3四半期決算発表を前に、投資家から最も多く集まった質問トップ7が明らかになりました。
この情報を公開したのは、アパレルブランド「トゥインバーチUSA」の共同創業者で、テスラ投資家としても知られるソーヤー・メリット氏です。同氏はEV(電気自動車)、宇宙、テクノロジー関連のニュースを発信する情報源として、SNS上で影響力を持っています。
投資家たちが最も知りたい7つの質問は以下の通りです。
1. イーロン・マスクCEOが言及した「手頃な価格の新モデル」は、来年の発売に向けて予定通り進んでいるのか? AI戦略や製品ロードマップとどのように整合しているのか?
2. ロボタクシーではない、2万5000ドル想定の一般向け新モデルはいつ頃になるのか?
3. テスラは、サービスセンターでの長時間の待ち時間の問題をどのように解決するのか?
4. X(旧Twitter)とGrokは、テスラ車にいつ組み込まれるのか?
5. テスラ・ロードスターの開発状況はどうなっているのか?
6. セミ(大型電気トラック)の今後の成長段階と完全自動運転(FSD)の準備状況について知りたい。
7. 2025年の計画はどうなっているのか?
テスラの2024年第3四半期決算説明会は、日本時間10月24日午前5時(米国東部時間23日午後4時)から開催されます。
今回明らかになった質問からは、テスラの将来の製品ラインナップ、特に手頃な価格帯の新モデルについて、投資家の関心が高まっていることがうかがえます。また、サービス品質の向上や自動運転技術の進展についても、投資家が具体的な説明を求めています。
このイベントの内容に、Xでは「ついに未来が来た。凄い」とか「もう、自家用車を買う気がおきない」などのさまざまな反応が寄せれています。しかし、テスラはロボタクシー構想の車体だけを発表したに過ぎず、FSDの完成度も含めて、まだまだ厳しい道のりが待ち受けていることは間違いありません。まずは、$TSLAの株価がどう反応するのかに注目です。
メイン写真:Tesla.inc/「WE, ROBOT」ライブストリーミングより