BYD Auto Japanは2024年11月1日、コンパクトEV「BYD ドルフィン」の日本市場導入1周年を記念し、記念限定車と特別仕様車計3モデルの発売を開始しました。
記念限定車として投入される「BYD ドルフィン Baseline」(販売台数100台)は、税込299万2000 円と日本における輸入登録乗用電気自動車として初めて300万円を下回る価格設定を実現。同モデルを東京都で購入した場合、CEV補助金35万円と東京都の自治体補助金45万円、さらにエコカー減税などの税制優遇を含めると、総額で約85万円程度が補助され、実質購入価格は約215万円前後となります。これは、現在日本のEV市場のメインストリームである軽EVと同価格帯です。
今回発売されたのは、上記の記念限定車「BYD ドルフィン Baseline」に加え、特別仕様車として「BYD ドルフィン Limited」(税込363万円)、「BYD ドルフィン ロングレンジ Limited」(税込407万円)の3モデル。
BYD ドルフィンは、2023年9月の発売以来、コンパクトなボディサイズながら400kmを超える航続距離を実現し、安全性の高いBYD独自のリン酸鉄リチウムイオン電池(ブレードバッテリー)を採用するなど、優れたコストパフォーマンスで好評を博しています。実際の使用シーンでは、セカンドカーや乗り換え需要を中心に支持を集め、2024年10月末時点での累計販売台数は約1000台に達しています。
なお、現行モデルのラインナップは、一充電走行距離400kmの通常モデル「BYD ドルフィン」(税込363万円)と、同476kmの「BYD ドルフィン ロングレンジ」(税込407万円)の2グレード構成となっています。