テラチャージ株式会社は、福岡国際空港株式会社(FIAC)が運営する福岡空港の駐車場施設にEV充電設備を導入することを発表しました。2024年11月9日より国内線駐車場に6kWの普通充電器、11口(基)の運用を開始し、2025年1月末までには国際線駐車場にも6kWの普通充電器5口を追加設置する予定です。利用料金は1時間あたり400円(税込)となります。
デザインを建築家の隈研吾氏が監修した福岡空港国内線駐車場は収容台数1617台
今回の導入は、テラチャージにとって初の空港施設への参入となります。利用者は専用アプリを通じて、事前の使用状況確認、充電操作、料金決済までをスムーズに行うことができます。また、充電時間の設定ができるので、空の旅に出る前にEVにコネクタをさし込み、旅行から戻るまでに必要なだけ充電をすることが可能です。
国際線駐車場には、2025年1月末までに普通充電器5口を設置
福岡空港は、東アジアのトップクラスの国際空港を目指して施設開発を進めており、「環境にやさしい空港(エコエアポート)」の実現に向けた取り組みの一環として今回の導入を決定しました。2024年の4月に営業を終了した国内線立体駐車場には2基の充電器が設置されていましたが、今回の拡充により、EVユーザーの利便性は大きく向上します。
また、都心部からのアクセスが良好な福岡空港においては、空港利用者だけでなく地域住民も活用できるEV充電スポットとなることが期待されています。国内線駐車場の駐車料金は、30分以内無料、基本料金:250円/30分、24時間最大料金:通常期 3500円、多客期 4500円となっています。