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スマートEV充電器「Wallbox Pulsar Plus」が実質無料で設置可能に。ユアスタンドが実証事業を開始

 ユアスタンドとMCリテールエナジーは、東京都の「GX(グリーントランスフォーメーション)関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業」の一環として、家庭用EV充電器「Wallbox Pulsar Plus(パルサープラス)」の実証事業を2024年12月13日より開始しました。

 同実証事業では、EV(BEV /PHEV)を所有する個人と法人を対象に、価格30万円(設置工事費込*)のWallbox Pulsar Plus本体と設置工事費が実質無料となる、上限40万円(税込)まで補助する取り組みを実施します。このスペインのWallbox社によるスマートEV充電器は、1.2kWから8kWまでの可変出力に対応しています。

*工事内容によって費用が異なる場合があります

Wallboxは、専用アプリを使ってリアルタイムで充電出力を調整可能
Wallboxは、専用アプリを使ってリアルタイムで充電出力の調整も可能

 MCリテールエナジーとユアスタンドが2024年10月にスタートした電力プラン「昼ワッ得プラン」または「昼ワッ得CO2フリープラン」に加入することが条件となります。これらの電力プランは、日中9時から15時の時間帯に安価な電力料金を提供し、EVの効率的な充電を促進。ディマンドレスポンス機能を活用することで、電力需給がひっ迫する時間帯は充電を制御し、電力に余裕のある時間帯に自動で充電。再生可能エネルギーの有効活用と電力需給の最適化を図ります。

 この実証事業への参加には、BEVまたはPHEVの所有を証明する車検証の提出も必要となります。条件としては、Wallbox Pulsar Plusの設置と指定の電力プランへの契約切り替えに加え、Wi-Fi接続環境の整備と、2026年3月31日までの設置継続が求められます。

 実証事業の詳細な参加条件等については、ユアスタンドの専用ウェブサイトで確認することができます。

(Photo by Sunao Ohmori)

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