自動運転配車サービスの「Waymo」が2025年5月21日、同社の自動運転タクシーサービスが通算1000万回の有料乗車を達成したと発表しました。
Waymoは公式Xアカウントで、この節目を祝う動画をポスト。サンフランシスコ、フェニックス、ロサンゼルスをはじめとする展開都市で、完全自動運転車による配車サービス「Waymo One」が着実に成長していることを示しました。
The Waymo Driver’s officially served over 10 MILLION paid rides! 🎉 Huge thanks to our riders for being an integral part of this journey, and to our teams for continuing to redefine what’s possible. ✨ pic.twitter.com/OkYXrmziok
— Waymo (@Waymo) May 20, 2025
Waymo Oneは、スマートフォンアプリから配車を依頼すると、ドライバーなしの完全自動運転車が到着し、目的地まで乗客を送り届けるサービスです。安全性を最優先に設計された「Waymo Driver」と呼ばれる自動運転システムが、24時間365日、様々な道路状況や天候条件下で運行しています。
2018年にアリゾナ州フェニックスで一般向けサービスを開始して以来、Waymoは徐々に展開エリアを拡大。現在はサンフランシスコ、フェニックス、ロサンゼルスの3都市で広範囲にサービスを提供し、オースティンでも一部エリアでサービスを展開しています。

Waymoは、日本ではタクシーアプリを展開する GO、大手タクシー会社である日本交通とパートナーシップを締結し、 東京で自動運転車両を導入予定です。サービス開始の前段階として、日本交通の乗務員が運転するWaymoの自動運転車両を、港区、新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、品川区、江東区でテスト走行し、自動運転技術を東京の公道に適応させる予定です。



