Waymoが、2026年から新たにラスベガス、デトロイト、サンディエゴの3都市でサービスを開始します。2025年11月3日、公式ブログ「Waypoint」で発表しました。
特に注目されるのがデトロイトでの展開です。Waymoは既にミシガン州アッパー半島で厳しい冬季条件下でのテストを重ねており、雪氷路面での走行能力を実証しています。第6世代Waymo Driverは、LiDAR、カメラ、レーダーの組み合わせにより、視界不良や路面状況の変化に柔軟に対応可能です。
これは、カメラのみに依存するテスラのビジョンオンリーアプローチとは対照的です。Waymoのマルチセンサー戦略は、悪天候下でも高い信頼性を確保できる一方で、コストと複雑性が課題と言われています。
現在Waymoは、フェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティン、アトランタの5都市でライドヘイリングサービスを運営しています。2026年にダラス、マイアミ、ワシントンD.C.への展開も予定しており、今回発表の3都市を加えると、全米の10都市以上でサービスを展開する唯一のロボタクシー企業となる可能性があります。
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