2023年12月、国内100カ所目のテスラスーパーチャージャー東名川崎が神奈川県にあるテスラ東名川崎サービスセンターにオープンしました。スーパーチャージャー東名川崎は、サイバートラックにインスパイアされた特別カラー「サイバースーパーチャージャー」として特別仕様のエクステリアとなっています。
テスラのスーパーチャージャーネットワークは、北米、ヨーロッパ、そしてアジアの主要ルートをつなぎ、現在、世界に合計で5万基以上が設置されています。日本国内では、2014年9月、テスラのフラッグシップセダンであるモデルSの日本納車に合わせて、国内初のスーパーチャージャーが東京の六本木にあるグランドハイアット東京にオープン。そのスーパーチャージャーは、テスラのCEO、イーロン・マスクによってファーストチャージがされました。そこから9年の歳月を経て、現在、日本国内では、今回の東名川崎で100カ所、490 基以上のスーパーチャージャーが稼働しています。
テスラが設計、製造したスーパーチャージャーは、わずか数十分で充電が完了し、日本で展開されているあらゆるEV充電器よりも高性能です。中でも東名川崎にも設置されたV3 スーパーチャージャーは、最大250kW の出力で、約15 分で最大275kmの走行分を充電できます。
テスラのタッチスクリーンに搭載されたナビゲーションシステムでは、目的を設定すると、充電が必要な場合は、ルートにスーパーチャージャーを含むルートを表示します。一般的な交通状況を踏まえたルート計算の様に、スーパーチャージャーの利用状況も常に車両へ共有され、充電待ちなどが発生しづらいルートを計算し表示。さらに、充電スポットに近づくにつれ、車両は自動的にバッテリーのプレコンディショニングを開始し、スーパーチャージャー到着時に最大250kW という高出力を受けられるよう準備を行います。その結果、充電で停車する時間は最小限に設定され、必要な分だけを”超急速”に充電することが可能となっています。
現在、日本国内のスーパーチャージャーは、道路沿いにあるレストラン、カフェやイオンモールをはじめとしたショッピングセンターなどの施設等に設置されていて、2023年の6月29日には、国内初のコンビニアンスストアでの運用がファミリーマート所沢インター店(埼玉県所沢市)で開始となり話題を呼びました。
テスラ スーパーチャージャー東名川崎
神奈川県川崎市宮前区土橋6-10-1
設置基数:3 基 最大出力:250kW