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ジュネーブ国際モーターショーが5年ぶり開催。2024年「カー・オブ・ザ・イヤー」をルノーのEVが受賞

 2024年2月26日、コロナ禍の影響で中止が続いていた世界5大モーターショーの一つジュネーブ国際モーターショーが5年ぶりに開催。そこで行われた、2024年カー・オブ・ザ・イヤー授賞式において、ルノーの新しい電動式ファミリーカー「セニック・E-TECHエレクトリック」がカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

 2023年にはブリュッセル国際モーターショーで開催されたカー・オブ・ザ・イヤー授賞式ですが、2024年は再びジュネーブ国際モーターショーで実施。2月26日のメディアデー、27日のVIPデー、そして28日から3月3日までの一般公開と7日間開催される同モーターショーにおける、最初の注目イベントとなりました。

2024年カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した「セニック・E-TECHエレクトリック」
2024年カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した「セニック・E-TECHエレクトリック」

 今回の2024年カー・オブ・ザ・イヤー授賞式で最終候補に選ばれたのは、ルノーのセニック・E-TECHエレクトリック、BMW5シリーズ、トヨタCH-R、BYDシール、起亜EV9、ボルボEX30、プジョーE-3008の7台。並いる強豪メーカーの中で2024年カー・オブ・ザ・イヤーの名誉を獲得したのは、世界の22 人の審査員による採点で329点を獲得した、ルノーのセニック・E-TECHエレクトリックでした。

 その他の結果は、2位が308点と僅差だったBMW5シリーズ、3位は197点のプジョー E-3008。残りの最終候補は、起亜EV9(190点)、ボルボEX30(168点)、BYDシール(131点)、トヨタC-HR(127点)となりました。

 2024年カー・オブ・ザ・イヤー授賞式の模様は以下のYouTubeで見ることができます。

 2024年のカー・オブ・ザ・イヤーを獲得したセニック・E-TECHエレクトリックは、同タイトルを手にした7 台目のルノー車となります。他の6台は、ルノー 16 (1966年)、ルノー 9 (1982年)、クリオ I (1991年)、セニック I (1997年)、メガーヌ (2003年)、クリオ III (2006年) 。2022年には、同社のメガーヌ・E-TECHエレクトリックが2位となっています。今回の受賞によりセニックは、1991年と 2006年に受賞したクリオと同様に、カー・オブ・ザ・イヤーを2度獲得したモデルとなりました。

 また、今回の2024年カー・オブ・ザ・イヤーは、EVが席巻。最終選考に残った7車種のうち、受賞したセニック・E-TECHエレクトリックを含む 4 台が完全な電動自動車(BEV)で、他の3車種は、BEVまたはプラグインハイブリッド(PHEV)の仕様でした。

写真:The Geneva International Motor Show 

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