テスラは2023年11月17-18日の週末の2日間、東京の複合商業施設「ショッピングシティ有明ガーデン」内の吹き抜け広場に二人一組で足湯に入れる設備を4つ設置、来場客が足湯に入り癒しの時間が過ごせるイベント「休足充電」を実施しました。
今回のイベントの会場となった「ショッピングシティ有明ガーデン」は、東京湾岸エリアにある約200店舗の商業施設が入った大型ショッピングモール。8000人収容のホール「東京ガーデンシアター」や劇団四季のミュージカルが上演される「有明四季劇場」、その他ホテルなどとも隣接する広大な施設の中には、テスラのデリバリーセンターと駐車場に国内最多クラスの8基のスーパーチャージャーを有することで、東京在住のテスラオーナーが頻繁に利用する人気スポットの一つでもあります。同有明ガーデン街区内の大型温泉施設「泉天空の湯」の協力を受け実際の温泉を使った足湯イベントでは、家族連れのお客を中心に2日間で400人以上の参加者が心と体を癒しました。
足湯を体験した参加者のうち情報を知って遊びに来たテスラオーナーは約5割。残りの半数は、テスラについてあまり詳しくない買い物のついでに足湯イベントに立ち寄った親子連れが中心でした。その他の週末にショッピングモールに集まった多くのお客にも、会場に設置された巨大なPOPよってテスラのEVとしての魅力やスーパーチャージャーの利便性が発信されました。
足湯イベントの会場に設置されたモニターに映し出されるサイバートラックの映像には、テスラに興味がある大人だけでなく、一緒に足湯に入る子供たちも興味津々の様子。また、「休足充電」の名の通り足湯の体験時間がスーパーチャージャーでの充電時間と同じ15-20分に設定されていたのも効果的だったようで、日々の充電に不安を感じているEVを所有していない参加者も、実際に足湯で温まりながら、充電に必要な時間が想像以上に短いことを体感できたようでした。
今回の、EVと足湯という組み合わせは、テスラが海外で成功したイベントがヒントとなっていました。そのイベントとは、2022年8月にドイツのヒルデンにあるスーパーチャージャーステーション(40基のSCを備えたドイツ最大のステーションの一つ)にテスラ製のモバイルスイミングプールを設置したというもの。最大4人が最長10分間、自分のテスラを充電している間にプールに入ってテスラ製のビーチボールで水遊びが楽しめるという企画で、その斬新さで話題を呼びました。
ただ、このヒルデンのテスラプールは、あくまで、スーパーチャージャーを利用するテスラオーナーへのアメニティの一環。今回のテスラジャパンの催しは、テスラオーナー以外の人々も数多く集まる、有明ガーデンのイベントスペースで、日本人が大好きな温泉の足湯という集客力の高いサービスをオープンに提供することで、オーナー以外にもスーパーチャージャーの利便性やテスラの魅力を体験してもらうことができる訴求効果の高いイベントでした。
足湯に参加したお客には、テスラ製の枡や特別に制作したタオルなどから好きなものがプレゼントされる特典付き、タオルのデザインは2種類、一つがスーパーチャージャーのイラストで、もう一つは昨年クリスマスシーズンにテスラが発売したセータの柄。まさに、寒くなった時期に足湯で心と体を温めてほしいという、テスラからの一足早いクリスマスプレゼントにもなりました。
年内には日本国内でも100基を超える予定という利便性の高いEV急速充電施設のスーパーチャージャーを運営するテスラらしく、たくさんの家族を笑顔にした、ほっこり温かく気の利いたイベントでした。
Source: Tesla Welt Podcast(YouTube)