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テスラ、日本初のV4スーパーチャージャーを静岡県に導入

最新型のV4スーパーチャージャーを日本で初めて設置

 テスラジャパンは、2024年10月17日より、日本初となる最新型スーパーチャージャー「V4」の運用を静岡県周智郡森町の遠州森町パーキングエリア(PA)上り線(一般道側駐車場)で開始しました。これは、テスラが2014年に東京・六本木に日本初のスーパーチャージャーを設置して以来、121カ所目となる充電施設です。

 テスラジャパンは、現在、国内で121カ所、600基のスーパーチャージャーを運営。世界では、6万基のスーパーチャージャーネットワークが北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の主要ルートを繋いでいます。

国内600基目のプレートが貼られています
国内600基目のプレートが貼られたV4

こちらのV4には、世界で6万基の記念プレートが
こちらのV4には、世界で6万基の記念プレートが

 V4スーパーチャージャーは、2023年3月にオランダのハルデルウェイクで初めて導入されたモデルで、日本での設置は今回が初めてとなります。この最新モデルの特徴は、充電ケーブルが従来の約1.7倍となる3メートルに延長されたことです。これにより、様々な車種や駐車位置に柔軟に対応することが可能となりました。

 充電性能については、V3同様に最大250kWの充電速度に対応しており、約15分で最大275km走行分の充電が可能です。デザイン面では、従来のV1~V3の特徴だった大きな開口部が廃止され、シンプルなボックス型が採用されています。さらに、将来的なアップデートや新機能の追加にも柔軟に対応できる設計となっています。

 遠州森町PAのV4スーパーチャージャーは、新東名高速道路沿線で2カ所目のテスラ充電施設。中日本エクシスが管理する「ぷらっとパーク」の一部で、一般道からのアクセスに加え、スマートインターチェンジを活用した高速道路の上下線からの利用も可能な便利なロケーションとなっています。

V4が設置された遠州森町PAがある森町は、三方を山々に囲まれ、清流の太田川が流れる自然豊かな地域。風情ある町並みは「遠州の小京都」と呼ばれています。
V4が設置された遠州森町PAがある森町は、三方を山々に囲まれ、清流の太田川が流れる自然豊かな地域。風情ある町並みは「遠州の小京都」と呼ばれています。

 V4スーパーチャージャーに関して、欧州などの一部地域では、テスラ以外の電気自動車も利用できるよう、カード決済やQRコード決済の機能なども備えていますが、日本での対応については未定です。

 2024年9月には、2026年よりデリバリーを予定しているソニー・ホンダモビリティのアフィーラが、テスラ以外では初めて日本国内でのNACS採用を発表したばかり。アップデートや新機能の追加に柔軟に対応できるV4の進化に、今後も注目です。


テスラ スーパーチャージャー充電設備一覧

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