米国の高級電気自動車メーカー、ルーシッド・グループは2025年7月22日、同社の電気セダン「ルーシッド エア」の全車両が7月31日からテスラのスーパーチャージャーネットワークを利用可能になると発表しました。
今回の対応により、全てのルーシッド エアオーナーは、モデルやモデルイヤーに関係なく、北米にある2万3500台以上のテスラスーパーチャージャーを利用できるようになります。

ルーシッド エアは専用のNACSアダプター(税抜き220ドル)を使用してV3以上のテスラスーパーチャージャーに接続し、最大50kWでの充電が可能です。1時間の充電で最大200マイルの走行距離を獲得できます。
充電の開始はルーシッドアプリを通じて行え、ルーシッド ウォレットに保存されたクレジットカードで決済できます。

併せて発表された2026年モデルでは、エア ツーリングの航続距離が6%以上延長され、EPA推定航続距離431マイル(約694km)を実現しました。エア グランドツーリングでは最大512マイル(約824km)の航続距離を維持し、引き続き業界トップクラスの性能を誇ります。

米国での2026年モデルの価格は、エア ピュアが7万0900ドル(1038万円)、エア ツーリングが7万9900ドル(1170万円)、エア グランドツーリングが11万4900ドル(1682万円)となっています。
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