アメリカの電気自動車メーカー、リヴィアンは2026年3月12日、新型ミドルサイズ電動SUV「R2」の全グレードおよび米国市場向け価格を発表しました。納車は2026年春に最上位の「パフォーマンス」グレードから始まり、「プレミアム」が2026年末、「スタンダード」が2027年にそれぞれ順次開始される予定です。現在は100ドルの返金可能なデポジットで予約を受け付けています。

R2はリヴィアンの既存モデルR1と比べて約900kg軽量化されており、ホイールベースは115.6インチ(約2936mm)のミドルサイズプラットフォームを採用しています。充電ポートはNACS規格を標準搭載しており、テスラのスーパーチャージャーネットワークへのアクセスに加え、CCSアダプターによる他充電ネットワークへの対応も可能です。
最上位の「パフォーマンス」グレードは、期間限定の「ローンチパッケージ」込みで5万7990ドル(約922万円)からとなります。デュアルモーターAWDを採用し、最高出力656馬力、最大トルク609lb-ft(約825Nm)を発揮。0〜60mph(約96km/h)加速は最速3.6秒、EPA推定航続距離は最大330マイル(約531km)です。
ローンチパッケージには、自動運転支援サービス「オートノミープラス」の生涯無料利用権、専用の「ローンチグリーン」外装色オプション(有償)、約2トンのけん引パッケージなどが含まれます。標準装備には21インチホイール、セミアクティブサスペンション、ベンチレーション付きシートヒーター、975Wのプレミアムオーディオシステム(9スピーカー)、リアドロップガラスなどが含まれます。

「プレミアム」グレードは5万3990ドル(約858万円)からで、2026年末に納車開始予定です。デュアルモーターAWDで450馬力・537lb-ft(約728Nm)のトルク、0〜60mph加速は4.6秒、航続距離は最大330マイル(約531km)となります。パフォーマンスと同様の20インチバイカラーホイールやプレミアムオーディオを搭載しますが、セミアクティブサスペンションは非搭載です。
「スタンダード」グレードは4万8490ドル(約770万円)からで、2027年前半にRWDのロングレンジ仕様が登場します。350馬力・355lb-ftのトルク、0〜60mph加速5.9秒、リヴィアン推定航続距離は最大345マイル(約555km)です。2027年末にはさらに廉価な仕様が4万5000ドル(約716万円)前後で追加予定とされており、推定航続距離は275マイル(約443km)以上が見込まれています。

テクノロジー面では、11基のHDRカメラ(合計6500万画素)と5基のレーダーを組み合わせた運転支援システムを全グレードに搭載。オプションのオートノミープラス(月額49.99ドル/約8000円または一括2500ドル/約40万円)では、米国・カナダの350万マイル(約560万km)に及ぶ道路でのL2+レベルのハンズフリー走行が可能になります。全新車に60日間の無料トライアルが付属します。コックピットには200 sparse TOPSのエッジAIコンピュートを搭載し、オフライン環境でも音声アシスタント機能の動作が想定されています。ステアリングホイールには、スクロール・プッシュ・チルトに対応する触覚フィードバック式の「ハプティックハロダイヤル」を採用しています。

荷室容量は総計90.1立方フィート(約2552リットル)で、フロントトランクは5.2立方フィート(約147リットル)のスペースを確保。地上最低高は9.6インチ(約244mm)、アプローチアングル25度・デパーチャーアングル26度のオフロード性能も備えます。

外装色は新たに「カタリナコーブ」「エスカーシルバー」「ハーフムーングレー」の3色を追加。既存の「ミッドナイト」「グレイシャーホワイト」「フォレストグリーン」「ボレアリス」と合わせて全8色(ローンチグリーンを含む)のラインアップとなります。
R2は3月13日〜18日にテキサス州オースティンで開催されるSXSW 2026にて一般公開される予定です。



